私が、老後について考え始めたのは、定年の頃ではないか。定年後、「どう生きるか」は大きな課題だった。若い頃は、老後の実感がなかった。
老後の問題は、健康と生活の問題に尽きるだろう。楽しく生きられるかの内面の問題でもある。昨夜のTV番組「今知りたい年金講義」を見た。老後の生活資金についての関心は高い。若い世代は、年金がもらえるかどうかの心配をしている。もっともだと思う。失われた30年と言われるように、日本の経済力は衰退してきた。将来が、不透明な時代だ。
国民の年金受給額は、満額で6万円。国民年金の平均受給額は、55,000円。国民年金で生活することはできない。厚生年金の平均額は、145,000円のようだ。所得税がひかれた金額なのかわからない。
令和5年10月からの私の国民年金額をFBで公表した。国民年金額は、122,743円。その金額から、後期高齢者医療保険料(21,800円)、個人住民税・特別徴収(6,000円。特別徴収は、増税だ。総額(27,800円)が引かれ、振込額(81,943円)は、1か月で、4万円程度になる。私の場合、共済年金があり、60歳から受給している。その年金受給も65歳に引き上げられる。換算基準が、最終給与・ボーナス額となっている。その額が減っていれば、年金額も減る。私より10歳上の世代との差は、月額4万くらいだ。私自身、これほどとは思っていなかった。私の共済年金は、この厚生年金の平均額とほとんど変わらない。私は、持ち家なので、固定資産税はかかるが、賃貸料とは全く違う。退職金の半額は、ローンの残金で消えたのが事実だ。身の回りの国民年金だけの生活者は、生活のために働いている。その働き方に「楽しさ」を感じている人はいいのだが。
健康の問題は、個人差があり、一概に言うことはできない。何らかの病気を抱えているのが高齢者だ。私の場合、内科と心療内科に月1で通院している。その医療費も、昨年1割負担だったが、2割負担に変わった。収入減になっているのが現実だ。旅行に出かける余裕はなくなっているし、体力の衰えがひどい。車の免許返上も考えなければならなくなっている。そうすると、活動範囲が狭くなる。地方の生活者にとっては、車は足そのものだ。今の私は、車での遠距離の走行はしない。
「人生は楽しんだ者勝ち」と後輩の教員が言っていたが、その通りだ。自営以外の人は、いつまで働くか、働けるのかは問題であるが、リタイア後の生活の仕方が大事になってくる。リタイア後の「楽しみ」を持てるかどうかである。「好きなことを楽しむことができるのが一番だ」と思っている。私の場合、リタイア後にカメラを持ち、富士山や花の写真を撮り、SNSにアップするようになった。現役時代の一つの楽しみだったボウリングからは遠ざかった。今は、趣味の囲碁を復活している。40年来の元同僚との麻雀は続けている。体調不良の時でも付き合っている。5年前に俳句の会に入ったが、向いていないことがわかり退会した。わずかながら、俳句の基礎知識はできたかもしれない。FBを中心に、SNSの世界に首を突っ込んでいる。このブログもオープンにしている。
<孫思ひ友と語らふ秋日和>