昨日の午後、左眼の白内障の手術を受けた。右眼も来週に手術することになっている。3年前に、「飛蚊症」で眼科にかかったが、軽い白内障の可能性があることを聞いていた。2年前の定期健診では、新しくオープンした「いとう眼科クリニック」に行ってみた。昨年も健診を受けたが、白内障が進んでいるようだった。どこかのタイミングで、手術をしなければとは考えていた。
今年の健診では、診察をしてもらうことにした。左眼のほうの状態が悪いと感じていた。診察では、「白内障」との診断だった。医師と相談して、手術をすることにした。同時に、右眼も手術することにした。手術日が11月24日と12月1日に決まった。事前の診察は、11日と18日になった。術後は、25日と27日及び12月2日と4日の予定になっている。眼内レンズが慣れるには1か月程度かかると聞いた。
主な検査は、視力、眼圧、眼底検査などだが、これらは検査技師の仕事になる。眼の中を見る診療は、もちろん医師が行う。手術に関しては、数人からは聞いていた。15分程度の簡単な手術で、日帰りでできると。また、「痛みも感じないので、心配はいらない」と。看護師からは、十分な説明を受けた。しかし、手術に対する不安はぬぐいされることはない。普通の人なら、同じように感じるのではないか。
13時に受付をして、待合室で待機している。手術前の検眼と診察を受ける。待合室で、5分おきに3回目薬を受ける。個室に案内される。そこで、上半身の肌着に手術着を着る。その後、看護師から、血圧の測定と点滴を受ける。点滴は2種類あり、1種類は安定剤のようで、15分程度で終わる。もう1種類は、手術が終わるまでつけている。私の場合、手術中に血圧低下の薬を入れたと聞いた。個室では、看護師から説明を受けたが、わずかに雑談する時間があった。(余談:3歳のお子さんがいて、英語には関心があるようだった。元教員の立場から、英語に限らず言語習得のスタートは、リスニングから始まること。そのことに納得していた。時間があれば、詳しく話せたのだが。)手術室に案内された。正直な気持ちは、緊張感と不安しかなかった。麻酔を目薬から入れて後、手術が始まる。顔には、大きなマスクをされ、手術する眼の部分だけがあけてあるようだ。手術中は目薬が多く使われていることを感じるが、手術の痛みは感じられない。しかし、時間は長いと感じる。「もうすぐ終わります」の言葉を聞いて安心する。最後に、消毒用の目薬を入れられるが、この目薬がしみて痛いと感じた。眼帯をつけて手術室を出る。個室に戻されても、痛さは残っていた。血圧の測定を終えて、点滴を抜いて終了した。「ほっとした」との気持ちだ。
今日は、眼帯を取ってから、検査と診察を済ませ、保護メガネ(有料)をかけて帰宅した。
手術の料金は、保険2割適用で、1万6千円程度になる。水晶体の濁りで、眼が見にくくなったと感じたら、医師と相談し、手術に躊躇することはないと、今は感じる。来週は、右眼の手術をするが、特に心配や不安は無くなっている。年明けにでも、眼鏡を変えたいと思っている。視力が向上することを願う。