裾野市俳句会の小冊子に載せる自選俳句30選を提出せよと。

我が駄句をここに。

<妻織りし紬着るなり日の始>

<春の宵赤く輝く観覧車>

<紅梅と白梅の園鳥遊ぶ>

<若き日に藤に想ひを寄せし事>

<安曇野に山葵香るや水清し>

<緑さす柿田の流れ癒しかな>

<春の日や妻の笑顔と歩む道>

<終戦日孫へ繋ぐや平和道>

<七夕や友と語らふ伊豆の宿>

<ひぐらしに来し方思ふ夕べかな>

 

<一輪の紅薔薇咲くやプランター>

<草紅葉思い起こせし尾瀬ヶ原>

<富士仰ぎ母の眠れる墓洗ふ>

<水澄むや一幅の絵の上高地>

<夏休み鏡にカチューシャ孫嬉し>

<いわし雲ジグソーパズルに苦戦す>

<コロナ禍に帰省の自粛決めるなり>

<原爆忌平和の思ひ忘れまじ>

<夏帽子今日も会えぬや富士を待つ>

<星月夜コロナ収束願ふなり>

 

<紫陽花に満ちる光や雨上がり>

<夏休み列島揺らぐコロナかな>

<梅の雨車拭くたび虚しけり>

<緑さす湧水満ちる小浜池>

<宇宙に想ひを馳せるや天の川>

<新任の共に悩みし夜学生>

<急ぎ帰りし孫を待つ冷蔵庫>

<風鈴や碁石片手の旧き友>

<秋の雨気をつけてねと妻が言う>

<富士見るや滝の流れに癒されし>