私のような団塊世代や年長の世代は、パソコンを苦手にしている人が多くいる。大部分の人たちと言っても過言ではないだろう。アナログ世代として生きてきたゆえだ。パソコンが仕事上不可欠な現代では、実務は不可能になっている。

 私は、40代の中頃に、ワープロに触れ、50歳頃にパソコンに触れるようになった。この年齢になると、新しいことに挑むことは実に難しくなる。私自身は、テスト及びプリントの作成さえできればいいと思い、ワードを何とか使うようになった。エクセルは使えないので、成績処理は若い人たちにやってもらっていたのが実情だ。校長にしても、パソコンを使ってメールで報告書を作成しなければならなくなった。事務の職員に依頼するか、自らワードを使い始めたような時代である。パソコンへの知識も技術もなく仕事をしてきたとも言える。「必要は発明の母」との諺があるが、私たちの世代は必要に迫られていなかったとも言える。パソコンの進歩とともに、情報システムの技術が不可欠になっている。

 現在進行中のコロナ禍では、「リモートワーク」が求められ、働き改革へと変化している。ITの活用なくして、このような仕事をすることはできない。生産現場のような仕事は、リモートワークができるわけではないが、パソコンを扱えないと仕事にならない時代である。

自ら実務を担当しない立場にいる人たちは、パソコンができなくても困らないが、そのような人たちは、一部の上級国民(皮肉)に限られるだろう。一般の人たちは、IT技術を身に着ける必要な時代である。AIの進歩に伴って、社会が大きく変化している。

 その一例として、将棋及び囲碁の世界では、トッププロがAIには勝てなくなった。AIに学ぶ時代になってしまった。従来の将棋や囲碁の考え方が根本的に覆されている。様々な分野で、AIが支配するようになっていくと考えられる。「人間とは何か」が問われ始めているように思えてならない。人工知能に対し、人間の知能が問われている。将来どのような社会になるのだろうかと危惧の念を抱いている。

 今日、パソコンを買い換えた。動きがあまりにも遅くなり、ストレスを感じていた。私自身さほどの必要性はないのが事実ではあるが、SNSの世界に片足を突っ込んでいる関係上、パソコンをやめるわけにはいかない。ブログを書いたり、写真を保存する程度なのだが。

SSD(Solid State Drive)搭載のパソコンは、動きが速いと聞いたが、全くわからないのが私である。友人のEさんに尋ねて、パソコンを買い換えた。セットアップをやってくれるというので、買い換えることに不安はなかったが、彼の手を煩わせることになった。彼なしでは、パソコンを操作することはできない。実に有難く感謝している。パソコンのことで、困るとすぐ彼に電話する。電話で解決できない時は、家に来てくれる。今日もすぐ来てくれて、説明書を見ながらセットアップしてくれた。お陰で、パソコンのストレスから解放されて、このブログを書いている。これからも彼の助けを借りることが多いと思っている。「ありがとう」と書き留めておくことにする。