現在、沼津の西にある原団地内の心療内科医院に通院している。通院途中の場所に、静岡県東部最大のショッピングセンター「ららぽーと沼津」が10月4日にオープンした。そのために、そこに行くための国道1号線が渋滞しているのが現状だ。平日でも、駐車場がほぼ満杯状態になっている。まだしばらく、この状況が続きそうだ。30日(水)に、午後の診療予約(2時)の前に、10時半に家を出て行ってみた。通常20分程で行かれるが、倍の時間がかかった。駐車場は空きがあったので、入館することができた。3階建てのショッピングセンターで、中央部が吹き抜けになっている。2階と3階は、東西の両側にテナントショップが入っている。3階には、「フードコート」があり、1階は、スーパーマーケットやショップと共に、「レストラン街」がある。驚いたのは、フードコートの中にある「湯河原飯田商店」のラーメン店に大行列ができていることだ。平日でも、2時間待ちのようだ。どんな味のラーメンか食べてみたい気はするが、とても並ぶ気にはならない。昼時は、1階のレストラン街のどの店も待ち時間になっている。これだけの飲食店が集まっている場所は、県東部にはない。来ている人の多くが飲食店に集中しているのが現状で、各テナントショップには、人がほとんど入ってはいない。象徴的なのは、ボウリング場で、比較的レーン数が多くあるが、利用客は一人しかいなかった。私は以前に、競技ボウリングの経験があるが、現在その競技人口は、かなり減少している。おそらく、経営は成り立たなくなることが予想される。清水町の「サントムーン柿田川」パークレーンズは売却され、現在のボウリング場もレーン数が半分に縮小されている。大型のショッピングセンターは、テナント料が高額のために、採算が成り立たなくなり、撤退するショップも少なくない。御殿場の「プレミアムアウトレット」も同じような現象が起きている。少なくとも、オープン時からは半分以上のショップが入れ替わっている。
「ららぽーと沼津」のオープンにより、沼津の活性化が期待されているようだが、活性化につながるとはとても思えないが。私たちにとっては、多くの飲食店が集まっていることは歓迎できるとの感想を持っている。