現在は、参議院選挙の最中にある。国民の一人として、大きな関心を持っている。この選挙で、政権が交代するわけではない。しかし、現政権に対して意思表示する機会は選挙しかない。安倍自公政権に対して、イエス又はノーの意思を表す1票を投じる機会だ。
選挙は、国民の権利であり、義務である。棄権することは責任放棄と言わざるを得ない。棄権は、現政権に同意と見なされてしまうことを知ってもらいたい。投票率こそ大事である。約半数の人たちによって、政権の判断が決まってしまうことになる。1票の価値は、投票数の有無に大きな影響を及ぼすことになることを知るべきである。投票は必ずしようと呼びかけたい。無名の私の言葉には、影響力がないかもしれない、が、たとえ一人でも伝わればいいとの思いで、このブログを書いている。私たちは、政治に無関心であってはならない。政治家が決める法律によって、行政が行われ、私たちの生活に影響を及ぼしていることが事実である。現在の政治は、行政権のトップにいる安倍総理及び総理官邸に権力が集中している。三権分立が崩れているのが現実だ。民主主義の根底が揺らいでいる状況下にあることを知らなければならない。自ら情報を集めて、自らの判断で1票を投じてほしい。
私の政治的な見解を表明しておきたい。私のツイートに加筆する。
1)日蓮仏法の根幹となる”立正安国”の精神は、庶民の幸せのために、為政者つまり時の権力者を諫めることだ。現代的に言い換えると、正義を立て、国民が安心できる国を作ることにある。安倍自公政権は庶民の味方ではない。当然ながら、自民党のバックには、財界及び「日本会議」が存在している。公明党は、「大衆のために、大衆とともに」が立党の精神であるはずだ。自民党のブレーキ役と期待したが、自民党に飲み込まれ、加担すらしている。これが安倍自公政権の本質である。従って、参議院選挙では、現政権に反対の1票を投じたい。私は、「山本太郎」の捨て身の挑戦を支持することにした。
2)安倍総理、あなたは「まっとうな社会を自民党と公明党で作り上げることができた」と演説しましたが、今の日本の社会は、まともな社会でしょうか。あなたの言う「まっとうな社会とは、非民主主義的な社会、国家主義的な社会を意味するのですか?あなたの言うことは、まっとうなのでしょうか。“まともな人”ならおかしいと思いますよ。
3)安倍総理、「まっとうな社会」とは、真実を”隠蔽”し、権力者に”追従”して自己利益をはかる人、財界や富裕層を優遇し、反対する人や意見を力で”排除”する社会なのですか?事実は、深刻な「格差社会」になっていますね。アベノミクスのトリクルダウンで、庶民の生活はよくなりましたか?結論は、格差が拡大しただけです。メディアの機能も低下しています。自民党の自由民主主義とは、”見せかけ”の民主主義社会を作り上げることなのですね。