先日、生涯学習センターでの講演会に出かけた。講師は「人口減少対策」の先進県である島根県・雲南市の職員である。人口減少は今に始まった問題ではない。対策が遅れていたことに問題があるのだが、文句を言っても始まらない。孫の将来の社会を想像することのできない社会へと変化している。その将来社会への不安を感じているのが現在の私だ。何とか自分でできることはないのかを模索している。自治会の役員も最終段階に入っている。私のできる準備をすべて行っている。年度末の定期総会と30年度の事業計画のまとめが私の総務理事としての業務だ。仕上げをしっかりとやり遂げたい。その自信は今の私にはある。30年度はオブザーバーとして自治会に関わっていくことを次期区長にも伝えてある。今年度、組の再編成の「呼び掛け文」を書き、意識啓蒙を図った。中学生以上の「区民アンケート」も実施した。その業務の継続をしなければならない。体調不良のために、役員の再任を避けたが、体調が回復したので、ボランティアとして自治会の問題に取り組み、新執行部に協力するつもりだ。すでにその布石は打っている。添付メールを使って、事前に新執行部の三役には連絡を取っている。もちろん現区長にも了解してもらっている。区長と昨晩電話で話しをした。区長も来年度の裾野市連合会の役割をすると聞いた。二人での協力体制もできるので、心強く思っている。区長との出会いに感謝している。区長も私を信頼して評価してくれている。一緒に会合に出ることもあるだろうし、それも楽しみなことだ。

 昨日は嬉しい事と失敗を経験し、もう一度自身と向き合うことになった。良く通うカフェ「珈琲舎」で2.7歳の「奈名子ちゃん」と出会った。孫以外でかわいいと思って写真を撮ったり、抱っこしたことは初めてのことだ。英語の発音ができるので、驚いた。おませさんでよく話しをする。笑顔が実にかわいい。年寄りの私にも笑顔を振りまいてくれた。本当にかわいい子だ。孫たちの小さい頃を思い出させてくれた。これも「感謝」である。帰り際に、バイバイと言ったら、笑顔で「See you !」と言われた。ある種の衝撃だった。その帰りに、事故ってしまった。私の追突だ。信号で停止中に、後部座席のバッグを取ろうとした瞬間の出来事だった。私が全面的に悪いことだ。何度も謝罪した。警察に電話をかけ、事故届を出し、再度現場検証になった。人身事故の扱いとなる。幸いなことに、ケガもなく、物損と言えるものもほとんどないが、相手の人に病院での検査をお願いした。保険会社との連絡も取り処理をした。事故の後処理に戸惑い、ディーラーの担当者にどうすればいのかと尋ねたくらいだ。ディーラーの担当者は私の教え子の後任として紹介されている。丁寧な応対に感謝している。この事故は教訓と受け止めている。本題とそれてしまったが、雲南市の取り組みのレジメを紹介しておく。今後の参考資料として、自身の取り組みを考えて行動したいと思っている。

 

         自治によるまちづくり    2018・1・27

 

島根県・雲南市 人口3万9千人

雲南ブランド化プロジェクト ⇒ 雲南ブランドの確立

 基本理念:「生命と神話が息づく新しい日本のふるさとづくり」

 

小規模多機能自治の仕組み

  小規模ながらも、= 概ね(小)学校区域

  様々な機能をもった、= 分野横断し、統合

  住民自治の仕組み= 住民の参画。協働

   協働の仕組み

   ・市民一人ひとりの力を発揮する仕組み

   ・自治の原点を取り戻す仕組み

   ・参加だけでなく、参画につながる仕組み

   自治体内分権の仕組み(全域対象)

  人口減・少子高齢化にも対応する仕組み

 

小規模多機能自治組織の性格

地域の自治(自ら考え、決定)&地域の運営(実践、実行)

・地域内のことを「自ら考え、決定し、実行する組織。

  実行するのは、組織本体の場合もあれば、組織内の構成団体の場合もある。

・その結果、地域主体で公共の福祉を担っており、行政と協働し、住みよい

 地域の形成を図っている。

 

合併による広域化と行政の限界

 →地域)行政が遠くなった

  行政)一律公平な行政運営だけで限界

 →多様な主体によるまちづくりが必要

 ⇒全域での地域の主体化発揮へ

 

人口減少と高齢化

 →人と人の絆は加速度的に減少

 →負のスパイラルへ

 ⇒絆の再構築が必要

 

人口減少・少子高齢化は地域社会崩壊の危機を招く!