今日は72回目の終戦記念日だ。私も「戦争を知らない世代」の一人だ。戦後大量に生まれた世代で、「団塊の世代」と呼ばれている。その団塊の世代も70歳になる。戦後の貧しさを体験し、高度成長を経験して育った。1964年の東京オリンピックは高度経済成長のシンボルとも言える国民的な大イベントだった。1973年の第四次中東戦争、1979年のイラン革命による二度のオイルショックを経験した。1986年から1991年にかけてのバブル経済では、日本中が浮かれていた。バブルが崩壊して「デフレ経済社会」へと突入した。それから26年が経過しているが、デフレ脱却には至っていない。それどころか、経済的格差が拡大し続け、「格差社会」になっているのが現実だ。外交及び内政において、

重大な問題を抱えている。北朝鮮の金正恩と米国のトランプによる軍事的威嚇口撃のために、両国の緊張関係が高まり、日本の安全保障の脅威となっている。戦争はどんなことがあっても回避しなければならない。戦争は「絶対悪」であり、「対話」による問題解決を辛抱強く持続していかなければならない。私たちが戦わなければならない相手は、「核兵器を容認する」思想だ。核兵器廃絶を目指して、草の根の対話運動を起こしていかなければならないと思う。内政では、経済と教育を最重要課題にすべきだと考える。

 

 

 今日はアメブログに初投稿してから3年が経過した。最初の投稿は「多忙になっている教員」と題し、毎日新聞に投稿し掲載された記事であった。3年間で通算531本の記事を書いた。私のブログの目的は、「発信と記録」にある。人生の記録としては、ありのまま正直に綴った「自分史」と教員人生の証しとしての「英文法対話」を残すことができた。発信としては、人生及び教育をテーマに書いた文章が多く、少ないが政治的な意見も書いた。安保法制と日本国憲法に関する内容が中心になっている。日本の安全保障に関する問題は、他人事ではなく自分事として捉えているつもりだ。これからも、この問題には自分なりに整理し考えて取り組んでいきたいと思っている。そのためには、歴史の勉強が不可欠だと認識している。今後ブログをどこまで書き続けることができるかはわからないが、心のエネルギーなしに文章を書くことはできない。体調が良くないと、書く気力も湧かないし、思考力も働かないのが現実だ。「自分らしく、正直に」ありのままの自分を見つめながら、問題意識を持ち続けたいと願っている。とりあえず、500本を目標に書き続けたいと思っている。