桃園区の組と班の再編を提案。

<現状認識>

 日本の「少子高齢化」の問題は、私たちの「地域」の問題でもあります。

平成29年1月現在、裾野市の「高齢化率」は24.5%。西地区は21.8%。それに

対して、桃園区は32.7%で、緑町、南町に次いで高い数字になっています。皆さんの

周辺を見れば、理解できることと思います。組長、班長、区役員の選出に苦労している

状況になっています。輪番制で区役員を選定することも、とても難しいのが現実です。

組によっては6世帯のところもあり、高齢のために組長の選出も厳しくなってきています。このままの状態にしておくと、自治会の消滅にもなりかねません。自治会が消滅するならば、行政の支援も受けられなくなります。そのことは、私たちの大切な税金の還元及び行政サービスが受けられなくなることを意味します。

 

<対策の考え方>

 私たちは現状をしっかりと認識して、対策を取る必要があります。そのためには現在の組を統合して、再編成する必要があります。現在の区役員は、三役と理事で13名で構成されていますが、業務分担を統合して削減する必要性に迫られているのです。

1班Aが5組、1班Bが4組、2班が5組、3班が5組、4班が2組で、合計21組が現状です。先ず、組を統合して班を減らすことを考えることが喫緊の課題ではないでしょうか。ここで考慮しなければならないことは、伝統的な地域のつながりと高齢者の割合の両側面から考える必要があります。皆様のご意見を集約して、合意へとの結論を出さなければなりません。感情(気持ち)的な判断ではなく、理性的な判断の問題として捉えて頂きたいと考えます。

 

<具体的対策>

一人ひとりの問題と受け止めて具体的な対策案を検討したいと考えていますが、皆さまは、どのようにお考えでしょうか。もし考えていなければ、この機会に考えて頂きたいと願います。私たち一人ひとりの考えをくみ上げていく、言い換えると、ボトムアップの合意での結論を出すことが大切です。そのためには、ある期限を定めることも必要だと考えますが、いかがでしょうか。皆さまのお知恵をおかりしたいと願っています。