「英文のしくみ」について、基本的なことを学習しよう。
英語は、「主語」(~は)と「動詞」(~する、~である)を中心とする言語
である。特に、動詞の使い方が最も大事になる。動詞には目的語(~を)を
必要とする「他動詞」と目的語を必要としない「自動詞」の二つがある。
多くの動詞は両方の使い方をする。英和辞典には、(自)・(他)の表記が
されている。
「自動詞」の代表が、「be 動詞」だと言える。基本的には、A=B の関係の
= の役目(働き)をしている。もう一つのポイントは、「ある。いる」の
「存在」の表現である。応用範囲が広い。be 動詞の現在形は、am, is, are で
あり、過去形は、 was, were で、原形(もとの語形)は be である。従って
「be 動詞」と言う。未来形はすべて be であり、will be となる。
このルールから、助動詞(will, shall, can, may, must など)の後は「原形」
と決まっている。原形で始まるのが「命令文」になる。命令文には主語がない
のが特徴である。英語の原則は「主語」が必要である。命令文は、相手に対して
使うので主語を明示する必要がない。
中学の教科書(Sunshine)の Basic Dialog から引用する。
A:Hi, I am Yuki.
B:Oh, you are Yuki. I'm Mike.
A:Are you a volleyball fan?
B:Yes, I am. / No, I'm not. I'm not a volleyball fan.
A:This is my bag. Is that your bag?
B:Yes, it is. / No, it isn't.
A:Who is that boy?
B:He is my friend Tom.
A:It's almost noon. I'm hungry.
B:There is a good restaurant near here.
A:Shall we go there?
B:Yes, let's.
上記の例でわかるように、I = Yuki, You = a vollyball fan
He = my friend Tom の関係になっている。
I'm hungry. も I= hungry (形容詞)と考えていい。
There is a good restaurant near here. <存在>
(いいレストランがあります/この近くに)
A good restaurant is near here. とは言わないが、
The restaurant is near here. とは言う。
「不特定」なものか、「特定」なものかを英語では区別する。
不特定なものを主語に使うのを英語では嫌う。
<be動詞以外>は「一般動詞」と呼ぶ。「一般動詞」は
「3人称・単数・現在」のルールがあり、動詞+(e)s となり、
do ではなく does を使うことになる。過去形は、規則動詞(+ed)
と不規則動詞があり、その基本動詞の活用は覚えなければならない。
A:I like baseball. You like baseball,too.
B:He likes baseball. She likes baseball,too.
A:Do you play baseball?
B:Yes, I do. I play baseball./ No, I don't. I don't play baseball.
A:Does he (or she) play baseball?
B:Yes, he (or she) does. He (or She) plays baseball.
/No, he (or she) doesn't. He (or she) doesn't play baseball.
以上の例で、「英文のしくみ」の約90%が説明可能と言える。
簡単な応用例文を出す。
I like baseball. I play baseball.は代表的なSVOの文型である。
(私は/好きだ/野球が)(私は/する/野球を)
この二つの文を一つの文にするとどうなるか。(2年生の学習)
I like to play baseball. I like playing baseball.となる。
(私は/好きだ/野球をすることが)
to play baseball と playing baseball を「一つのまとまり」として見る
ことが大事なポイントとなる。同じSVOの文型になっている。その先の
説明はここではしない。ここまでの理解は必要だ。
次に2年生の教科書から引用する。
A:Today is my birthday.
B:Oh,happy birthday! I'm sorry I forgot.
A:That's OK.
B:I'll give you a present tomorrow.
(渡します/あなたに/プレゼントを/明日)
この文が、文型SVOOの代表である。二つのOが=にならないことを
知ってほしい。
次に3年生の教科書から二つの例を引用する。
A:Who's that girl?
B:That's Alexandra.
A:Excuse me?
B:Alexandra. We usually call her Alex.
(私たちは/ふだん呼んでいます/彼女を/アレックスと)
her Alex は She is Alex.と言うこと。
*
A:Who's your favorite singer?
B:Oh, I like John Young very much.
A:What do you like about him?
B:Everything. His songs always make me happy.
(彼の歌は/いつもしてくれます/私を/幸せに)
me happy は I am happy. と言うこと。
結論としては、SVOCの文型はO=Cになることを理解してほしい。
説明を加えると、SVOOの文型とSVOCの文型に使われる動詞は
限られているので、英文全体の10%未満だと言っても差し支えない。
give(授与動詞), call, make(使役動詞)はよく使われる基本動詞だ。