ヘッセ<人生の言葉>

本当の自分自身になるために1

あなたが「独自の個性を持った人間」になること、すなわち、本当の自分自身

になりたいのならば、絶対に染まってはならないことが三つあります。

まずは、世間の因習です。これに染まってしまうと、あなたはどこにでもいて

死んでいても生きていてもわからないようなただの大衆になってしまいます。

二つ目は、小市民性です。権利と義務をことさら主張したり、法に触れてさえ

いなければ多くの行動は許されていると考えたり、自分のつごうのいいときだ

け公平や平等を訴えて生きるならば、狡猾で抜け目のない人間になってしまう

だけです。

そして三つ目はいかなる意味でも怠けることです。

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「怠ける」の意味を調べてみた。広辞苑では、「すべきことをする労を惜しん

で、精を出さない。おこたる。」辞林では「すべきことをしないで無駄に過ご

す。物事に精を出さないで、あまり働かない。」とある。

いかなる意味でも怠けることの意味が理解できない。

怠けることが悪いと捉えている。更に深い意味があるのであろうか。



昨日は朝から、「裾野市囲碁愛好会」結成24年目の12月例会に出席した。

およそ20年ぶりになるのでは。私の唯一のトロフィーが、平成8年11月

例会とある。当時はAとBの2グループだった。そのBでの優勝なので、

実力はない。今は、A,B,Cの3グループになっている。このシステムにな

ってからは出席していない。Bの下位からのスタートだ。持ち点制度になっ

ているので、結果によって点数が上下する。見事5連敗の結果に終わってし

まった。人間と人間が向き合って真剣にゲームをするほうが、ネット碁よりも

はるかに楽しい。ネット碁も遠ざかっているので、実践の感覚も落ちているこ

とは確かだ。棋力の向上はなかなか難しい。囲碁の世界もAIがプロ棋士に勝

つ時代へと変化している。プロ棋士も過去の考え方では通用しなくなっている。

囲碁の世界にある局面における正解はない。研ぎ澄まされた「感性」が求めら

れ、その裏付けが「ヨミ」ということになる。勝負事は勝つか負けるかの世界

ではあるが、勝つことだけを考えていても駄目なのだ。アマチュアは「楽しむ」

ことができればいいのではないかと思っている。でも「勝ちたい」と思うのが

人の心理なのだ。来月の例会にも出て、頑張りたいと思う。



DVDで映画「アンナ・カレーニナ」を観た。

帝政ロシアの作家レフ・トルストイの長編小説。1873年から執筆を開始し、

1875年から雑誌『ロシア報知(英語版)』に連載した。1877年に単行

本初版が刊行された。『戦争と平和』と並ぶ作者の代表作であり、現代に至る

まで極めて高い評価を受けている。

私の映画を観ての感想である。いつの時代でも、人間の「恋」に普遍性を感じ

る。変わるのは時代で、人間の心ではないと。衝撃的なラストシーンだ。