今日は、朝9時10分頃に裾野市立西中学校へと着いた。
私の息子たちの母校だ。T女性校長と話しをした。小澤所長よりも早く着いて
いたからだが。連絡して頂いているので、自然に話しができたと言える。
9時30分からの2時間目の授業だ。16人の少人数の授業だ。英語と数学は
少人数の授業がされているとT校長から事前に聞いていた。英語も数学も学力
差が大きい。少人数の授業ならば、教員の指導がしやすくなる。私の世代は
約60人のクラスでの授業であった。時代も大きく違うので、同列に考えるつ
もりもないが、今のスタイルが正常なのだ。廊下で出会う生徒の挨拶がしっかり
できている。こちらも声にだして挨拶をする、「こんにちは!」の挨拶は気持
ちがいい。実に久しぶりに中学の英語の授業を見させて頂き、授業への参加も
させて頂いた。現役の頃にも中学の英語の授業を見ることが何回かあったが、
時代が変化し、授業形態も大きく変わっていて、初めてみるような新鮮さを感
じた。ひと言で、とても楽しかった。A先生の英語での導入も自然な流れを感じ
た。生徒はおとなしいが、よく反応している。反応こそ大事なのだ。
スキットで、名前、住む場所、起床時間、好み、教科を4人一組のグループの
中に入り、Q&Aを行った。生徒と直接触れ合えて楽しかった。その後、全体
に発表する紹介だ。いわゆるプレゼンだ。私はグループ②の中に入って、
大きな声でと、「Speak louder.」と言う。「練習だ」「繰り返せ」「紙を見ないで
やれ」と。生徒たちは練習した。紙を見ないではっきりと言えるようになった。
「Good!」と励ました。練習すればできるのだ。4グループの中で一番
良いプレゼンだった。私も嬉しくなった。
今日の授業テーマは「許可」を求める表現を使うことだ。
Can I .......? の表現だ。
You have a new bike, Yumi.
It's a present from my father.
Can I ride it ?
Sure.
この4つの文を使って発表する。
テープで聞いて書きとる「ディクテーション」を行う。
繰り返しテープを聞き、書きとる練習だ。繰り返し行わることで慣れてくる
ものだ。その後教科書を開いて確認する。自分が聞き取れずに書けない
所が学習になる。次は、この対話を「応用」してオリジナル・ダイアログを
作る練習となる。先生の指示は、bike, father, ride を別の単語を使って
対話するようにと。
game, comic, desk, pen とそれぞれのグループの違いが出てよかった。
動詞は、play,read, use を考えて使っている。
4つのグループで、それぞれ相談しながら、練習する。
やればできるのだ。Good! と褒めてあげる。「励まし」の効果が発表で表
れた。嬉しいものだ。やればできることがわかれば「自信」につながる。
「自信を持て」が私の言葉だ。「そのためには練習だよ」と。
生徒の表情でわかる。生徒とのコミュニケーションがとれたということだ。
午後の1時30分から50分間の、授業者の本時の目標及び自己評価の
後に、私がコメントした。細部のことは触れていない。いい授業で生徒との
コミュニケーションが取れているとほめた。一つ細部に触れた。それは音節
のことだ。「プレゼント」は日本語で5音節、英語で2音節に触れたことを評価
した。日本語と英語の発音の違いの本質に触れていたからだ。高校で教えて
いた経験が出ていると私は感じた。言語は文化である。違いを知ることは大事
なことだ。一応説明しておく。音節とは「母音」の数のことだ。日本人の発音
がネイティブスピーカーに通じない原因は「母音」を入れるからなのだ。
文字で書くには、「発音記号」を使わないとできない。何時の頃からわからない
が、英語教育から発音記号の指導が消えているのが事実なのだ。私は発音に
こだわりがある。「正確」に発音すれば、必ず通じることがわかっているから
だ。流暢である必要は全くないのだ。ここだけは強調しておきたい。
A先生の発音はとても良い、授業の質も良いので私の評価は高い。
授業の構成やポイント及び反省点は、小澤所長が指摘している。異論は全く
ない。今後の授業に活かしてくれることを願う。楽しい授業をありがとう。