私の「お墓」が完成した。肩の荷が一つおりてほっとしている。

「一安心」の気持ちと言えばいいのだろう。

 お墓には、父と二人の母が眠っている。「生母」は私が9歳になった時に、

病死した。「私の人生の記憶」で書いてある。私は「母」への思いが強い。

父が、川崎市営墓地に「母」を移した。その墓地に父と二人の母が眠っていた。

私の体調と、老化のために、「お墓参り」ができなくなっていた。私自身も

川崎の墓地には入りたくなかった。場所が悪く、暗いとの思いを抱いていた。

妻も裾野にお墓をとの希望であった。昨年の裾野市の募集に応募して、現在の

場所に抽選で決まった。場所を見て即決した。ここの場所ならいいと思った。

妻も同じだった。石材店との連絡が悪く数ヶ月遅れたが、川崎の墓地から移設

した。「縁石」と「墓誌」が欠かせないと思い、デザインを依頼した。

墓誌には、「心こそ大切なれ」との言葉を刻んで残したかった。その二つも

実現できた。墓誌を見て、墓誌に「桜の花」をワンポイントに入れたくなった。

そのために、追加依頼となった。私の「納得」できるお墓にしておきたいとの

思いからだ。このお墓には「次男」も入れることを伝えてある。まだ独身なの

で、結婚すれば、その伴侶も一緒だ。「長男」夫婦に引き継いでおきたい。

「孫」の代でどうなるかはわからないが、孫の負担にはさせたくないと思って

いる。どのような世の中になるのかは、想像もつかない。時代の変化は避けら

れない。「平和」であることを切望している。

私が一番嬉しいことは、「母」が喜んでくれていると確信しているからだ。

私をこの世に生んでくれた母への「感謝」の気持ちだ。日本一の富士山を

見せてあげたかった。いずれ私もこの地に眠る。その時に、笑顔の「母」に

会いたい。かわいい二人の孫が「自立」するまでは、生きていくつもりだ。

明日のことは誰にもわからない。私の寿命もわからない。わからないから

生きていられるが、思い残すことは孫の事以外にないと言える。

「今」を大切に生きることを心掛けている。「歓喜」こそ「幸せ」だと思う

日々だ。