「箱根」は昔から好きな場所で。小学校の林間学校の頃から数えると、どの
くらいになるだろうか。その割には知らない所も多いのが事実だ。メインの
スポットはほとんど知っているはずだ。大学にも友人と来たし、独身の教員時代
(下田)にも、冬に「駒ヶ岳」のスケート場にきた。記憶では、同僚の教員が
二人、生徒が5~6人だ。全くのプライベートだ。写真も残っている。
三島南高の時は、女性の同僚と御殿場高校の時は、若い同僚と「露店風呂」へ、
御殿場南高の時は、グーブログに書いた同僚Iさんと3回「山のホテル」の
ラウンジに、「モンブラン」を食べに来たものだ。いつも彼から誘われた。
お茶を飲んで雑談して学校に戻る。定期試験の午後を利用していた。
妻と箱根には何回ぐらいきているのか記憶にない。昨日も「成川美術館」の
ティーラウンジでそのことが話題になった。海賊船を眺めながら、「乗ったこ
とがないナ」と言ったら、「何でも忘れているんだから」「一緒に乗ったで
しょ」と言われて思い出したくらいだ。学校は違うが同僚と来たことの記憶
の方が強いようだ。前回妻と元箱根に来たのは1年前の「スカイウオーク」
がオープンする前に、ランチに来たことは覚えているが。グーブログに書いて
ある。書いたことすら忘れている私だ。グーブログ:雑記は「記録」よりも
「備忘録」の要素が強くなっている。このブログは「文を書く」ことを目的
にしている。文を書くには脳を使わなけばならない。私は物書きではないので、
気楽に書けるが、それでも神経は使う。「文は人なり」で人間が現れる。
自分という人間をさらしているようなものだ。だからこそ正直に思ったこと、
考えること、自分の経験を「ありのまま」書いている。話しをすることも
書くことも好きな人間だから、苦にはならないし義務もない。
話しがそれてしまった。このようにそれるのが、私の授業中の余談になる。
今も書き出しでは想定していないことを書いている。体調が悪くなると、これ
ができなくなる。私の体調の問題ではなく、余談を交えた授業ができなかった
のは御殿場高校の7年間だった。生徒の「関心」がなかったからなのだが。
このブログも同じことが言えるようだ。
話しを戻そう。私の家から最短の箱根へのコースは、岩波からの県道を利用
する。湖尻峠8キロと表示されている。昔に比べるとだいぶ整備された。
整備されないままの部分が一部になったので、ずいぶん楽になったものだ。
10分で「箱根スカイライン」へ出る。すれ違いができない所があるので、
きおつけて運転する必要がある。昨日も一台若者がスピードを落とさずに下
ってきた。あぶなく衝突しそうになった。状況を考えた運転が必要だ。
「箱根芦ノ湖展望公園」で若いカップルと話しをした。この位置からでは、
確かに富士山の展望は良くないと思っていたようなので、ベストスポットを教え
てあげた。「箱根スカイライン」を出て、箱根ターンパイクに入ると、「大観山」
があり、今日のような日は珍しので行くように勧めた。「ラッキー」と喜んで
いた。私も写真撮影に行ってもよかったが目的が違うのでやめた。いずれ
冬に「雪の富士山」を撮りに行く。
とりあえず「大涌谷」へ行ってみることにした。長く通行止めになっていた
のが解除されたので行ってみようかなと軽く考えた。「姥子」を過ぎたあたり
から渋滞していた。30分程渋滞の中にいた。歩いて下りてくる人がいたので、
状況を尋ねてみた。「駐車場が満杯で。あと2時間近くまたなければ入れない
でしょう」と聞いて、ターンして元箱根方面へと向かった。「龍宮館」ホテル
の前を通る狭い道だ。そこから「山のホテル」へ行った。妻を連れてきていな
いので、立ち寄ることに決めていた。庭園には結構の人がきていた。ラウンジ
には一組のお客さんしかいなかった。富士山の眺められる場所に座って、
「モンブラン」「チーズケーキ」「コーヒー」「紅茶」をオーダーした。
ケーキは両方とも美味しかったが、「モンブラン」がお勧めだ。ここのが一番
美味しいと思っている。私はケーキは「モンブラン」派だ。庭園と富士山を
眺めながらのティータイムだ。ゆったりとした時間だ。セットで1300円+税で
高いとみるかリーズナブルととるか。飲み物だけだと高い。味は普通。
「元箱根」へ行くと車も人も多い。お昼をどうしょうかと考えたがわからないので、
「五郎稚児饅頭・広志屋」の駐車場が空いていた。食堂もやっているので、
「ここでいいかな」と言って入った。お薦めを尋ねた。かつ丼と天丼とのこと
で、そのまま注文した。「かつ丼」は肉厚でとてもおいしかった。「天丼」も
あぶらっぽくなくてよかったと妻が言っていた。話し好きで世話焼きな主人だ。
芦ノ湖水上スキーの学生が、毎年来て「かつ丼」を食べて、お風呂に入って帰る
ようだ。100人分作るそうだ。女子学生が手伝ってくれるそうだ。そのために、
東京では有名になっているとのことだ。お薦めできる店だ。
店を出て、次の鳥居を左に上がると「成川美術館」がある。およそ30年ぶり
に入ってみた。ロケーションでは箱根でナンバーワンの美術館だと思っている。
あいにく、富士山が雲に隠れてしまっている。
フラッシュを使わなけば、撮影はどうぞと聞いて、写真を撮りながら見て回っ
た。パステルカラーの日本画が多く展示されていた。落ち着いた「癒し」の
空間を感じた。ゆったりと見て回った。小笠原元(はじめ)氏の即売の放送が
あったので一人で行ってみた。5点の作品が紹介された。「富士山」が二点、
花が三点だ。値段を気にしながら説明を聞いていた。1号が8万円との評価だ
と。それだと買える範囲を超えている。最後に値段を言った。私の1か月の
小遣いの範囲なので、「赤富士」を購入した。居間に飾って眺めている。
安い買い物ができたというのが率直な感想だ。大きな物を買うことができない
ので、「小物」をちょこちょこ買って楽しんでいるのが私だ。
「ティーラウンジ」でジュースを飲みながら、芦ノ湖を眺めていた。「冬桜」が
咲いていた。一日ゆったりとした時間を過ごせた。このような時間がたまには
必要だなと感じている。何となく、「小旅行」気分を味わった。