久しぶりに、NHK囲碁トーナメントを見た。山下敬吾九段(37)VS

藤沢里菜三段(17)で、解説が小林覚九段(57)だったからだ。私が女流

棋士で応援しているのが里菜ちゃんだ。小林覚九段も里菜ちゃんを応援し、

期待しているのがわかる。囲碁ファンで里菜ちゃんを知らない人はいないと言

っているが、その通りだ。2014年に、16歳1か月で女流本因坊のタイト

ルを獲得して注目されるようになった。史上最年少の記録だ。現在の女流最強

棋士・謝 依旻六段(26)に次ぐと期待されている。

私の世代の人気の女流棋士は吉原由香里六段(42)・旧姓は梅沢由香里だ。

人気漫画「ヒカルの碁」の監修をしたことでも知られる。以前の吉原高校の同

僚のMさんは、指導碁の対局をしてもらった時に、梅沢由香里の顔しか見てい

なかったと言う。ともかく美人で見とれていたそうだ。私が知ったのはNHK

囲碁トーナメントの司会をしている時だ。約20年前の話しになる。

里菜ちゃんは「力戦」を好むタイプの棋士だそうで、今日の対戦相手の山下九

段の戦いは最強で、プロの中でもランクが違うと小林覚九段は話していた。

里奈ちゃんは良い勉強をさせてもらったと。攻めの碁と攻めの碁の戦いの予想

との解説だが、里奈ちゃんが終始攻められる展開になったことが敗因のようだ。

しかし、随所にセンスの良さが感じられ、将来に期待が持てる棋士だと解説し

ていた。覚九段にとっては、里菜ちゃんは孫のような存在かもしれない。

私は、小林覚九段の解説が好きだ。



最近では、ネット碁は「囲碁クエストの13路盤」でしかやっていない。ミニ

碁盤を買って、自分の対局した碁を含めて並べてみたりもしている。13路で

も「攻め」に強い人がトップにいるようだ。13路盤では、約26000人で、

トップのspacemanは、九段でレーティングが、2760前後だ。ロボットの最

強が:AyaZBotで、2700を越えて九段になっている。

私のレベルは、1650を越えている程度で、4500位前後になっている。

現在の時点では、1331局の673勝635敗23分で、レーティングが

1689の1級となっている。今日のゲームで、1902の3段に対して白番

の2目勝ちで、1680から1689になったのだが。自分としては「よく打

てた」ゲームと言える。私は「攻め」に強くないので、感覚的には、死活に注

意しながら(実際はよく間違える)バランスの碁が自分に合うスタイルのよう

に感じる。レーティングが200の差は大きい。19路では勝つことができな

いが、13路盤では勝つこもあると言えるだろう。瞬間的なヨミで勝つ人が強

いのだが、ただ考えていると「時間切れ」の負けとなる。13路と19路では

打ち方が随分違うと思うが、強い人は、「攻め」の強さだけではなく、局面の

広さに応じる大局的な「判断力」が優れているということだろう。

トッププロは早碁でも強いと言われる。井山裕太7冠が、NHK囲碁トーナメ

ントでの優勝がないのが不思議である。今年度の優勝を期待している。