昨日清原和博容疑者(48)が覚醒剤所持の疑いで逮捕されたニュースが

日本中を駆け巡った。以前から噂にあがっていた。野球選手としての実績は

高い。高校野球甲子園での活躍、桑田真澄氏と共にKKコンビとして注目を

集めた。希望する巨人からドラフト指名を受けず、西武に入団し、1986年

に高卒新人記録の31本塁打で新人王を獲得した。西武では11年間でリーグ

優勝8回、日本一6回の西武黄金時代の立役者の活躍をした。1996年オフ

に巨人へFA移籍した。2005年オフに巨人を自由契約となり、オリックス

へ移籍した。2008年に現役引退した。プロ野球通算で、2122安打、

525本塁打(5位)の成績を残し、名球会入りしている。

 私はニュースを聞いての驚きはないが、プロ野球ファンとして非常に残念な

気持ちだ。桑田氏とは対照的な印象を持っていた。その予感が的中してしまっ

たということだ。野球への思いは強いが、自分自身への心の弱さがあったのだ

ろうと感じる。清原選手ファンに大きな衝撃を与えたのだ。更生の道を歩むこ

とを望んでいる。



 今日の毎日新聞の一面に、遠藤五輪相に予算化要請、外国人派遣会社創業者、

955万円献金との見出し記事が目に入った。

「政治と金」の問題は根が深い。甘利明元経済産業相が辞任した直後である。

報道内容から甘利公設秘書がURに「口利き」したことは事実であり、その責

任は甘利議員が負うのは当然であるが、不透明な部分が多く、説明責任が果た

せていないと思っている。

 この記事で、ALTを派遣する民間会社が存在することを初めて知った。

私の記憶では、私が初めてALTに会ったのは、昭和52年(1977年)で

ある。当時、旧自治省、旧文部省、外務省が関わった国の「外国青年招致事業」

で、JETプログラムと呼ばれた。英語圏で募集され、大卒資格と、在日経験

がないことが条件で、現地で面接試験が行なわれた。渡航費は国が負担し、

年収が360万円(私の月収は30万以下)で非課税だった。任期は最大3年

であった。応募者が多く優秀な青年が選ばれたと聞いていた。最初は、MEFと

呼ばれ、その後AETと呼ばれ、英語圏以外の青年を含むようになり、

ALT(Assistant Language Teacher)との呼称が定着した。

JET(Japan Exchannge and Teaching)プログラムとは、青年交流を目的

とし、語学指導等を行なう「外国青年招致事業」である。当初は県教育委員会

英語指導主事助手として高校へと派遣された。静岡県では、東部、中部、西部

の地域派遣から、複数校に一人の派遣を経過して、各高校一人の配属となった。

私が御殿場高校在任中の英語科主任の頃(平成6~7年)に、カナダ人のロブ

を県へと引き受けに出張して連れてきたことを記憶している。好青年で、日本

の文化に関心を持ち、3年間滞在した。県のALTのリーダーにもなった。

私は彼に囲碁を教えたほどの良好な関係にあったことが懐かしく思い出される。

ALTに関して言うと、プラス面とマイナス面の両方があったことが事実だ。

結局は、日本文化への関心と人柄の問題である。
 
ALTの需要が拡大するとともに、2000年頃から、在日外国人を充てて

人件費を抑えた民間会社による派遣事業が増加したらしい。

 ① JETプログラム 約3割

 ② 自治体による外国人直接雇用 約2割

 ③ 民間会社から自治体への派遣や請負が 約4割

の比率が現状のようだ。長らく国費が投入されるのは①だけだった。

遠藤氏は13年1月に自民党の教育再生実行本部長となり、同年4~5月に

「小中高の英語教育強化」などの提言をまとめた。

文科省は13年12月に英語教育改革実施計画をまとめてALT拡大を明記し、

民間会社のALT事業に国費を投入する方向を決め、16年度予算案で具体化

した。この記事を読むまで民間会社が関与していることを全く知らなかった。

「利権」と「政治献金」が密接につながっているということだろう。

私はALTの拡大に伴うネイティブスピーカーの資質の低下を恐れていたのだ

が。ネイティブならいいわけではない。当初の目的と変わることに問題を感じ

ているのではなく、英語教育の改善を目的とし、ALTの採用基準の作成と

その実行を望んでいる。