8日に「プレミアム12」の国際大会が始まった。日本の初戦はライバル韓国

であった。過去の対戦成績は、日本の5勝6敗だ。日韓戦は互いに意識が強い

ようだ。日本の先発投手に指名されたのは大谷翔平だ。高卒3年目にして日本

を代表する投手になった。すごい選手だ。野球の申し子だ。天性の能力は誰もが

認めている。すでにプロの世界で結果を出している。160キロを超えるスピー

ドを出せる日本人は彼以外いない。韓国戦のピッチングに注目した。立ち上がり

は力みがあったが、大谷らしさが良く出ていた。ストレートの速さはもちろん

だが、フォークボールが実に効果的だった。高めのストライクになるとフォーク

と低めに落ちる高速フォークがきまる。スライダーは少なかったようだ。

投手の基本であるストレートが速いだけにフォークボールが有効となる。韓国

打線は沈黙した。大谷の出来が試合を左右するとの見方であった。結果は、

6回10奪三振・無失点のナイスピッチングであった。緊張感のある国際試合

で結果を出せることは素晴らしいの一言に尽きる。大谷翔平選手の「二刀流」にも

夢があるが、投手に専念し、世界ナンバーワンを目指してほしいと私は思って

いる。ダルビッシュ有、田中将大投手をしのぐ投手だと期待している。

 今回の日本代表選手は、平均26歳の若さである。柳田悠岐選手と藤浪晋太郎

投手がけがのために出場できなくなったことは残念だが、打線の中心の4番に

中村剛也選手が座ったことは大きい。打線に厚みが出てきたと感じる。2番と

8番がキーだと言われた。2番坂本勇人選手が期待に応える活躍をしてくれた。

大会1号ソロを含む2安打2打点の活躍で存在感を発揮した。守備でもビッグプ

レーで投手を助けた。坂本選手らしい内角をさばく見事な放物線を描くホームラ

ンだった。チームの中堅とも言える立場にある。同世代の選手が多く、これから

の活躍が勝敗のカギを握ることになると思う。8番の平田良介外野手も2打点の

活躍をした。中村剛也、中田翔の3選手が大阪桐蔭高校のOBでラインナップに

ならんでいる。打線のキーマンと言えるだろう。ムードメーカーの松田亘浩選手、

嶋基宏キャプテンがチームリーダーだ。2年目の松井裕樹投手は、9回無死満塁

のピンチをしのいで0点に押さえた。韓国戦5対0の勝利は、世界一への第1歩

となる期待が持てる試合だ。侍ジャパンの活躍を楽しみにしている。