ソフトバンクがヤクルトを圧倒して日本シリーズ連覇を達成した。

予想通りの結果と言えるが、ソフトバンクは強い。ヤクルトは第3戦で、山田

哲人選手の活躍で1試合は勝ったが、力の差を見せつけられたシリーズとなった。

先発投手の数と力、リリーフ陣を含めた投手力と、打撃力の差が結果として

表れた。4番の内川選手を欠いていたが、イ・デホ選手がカバーして、MVP

の活躍をした。ペナントレースで、柳田、イ・デホ、松田の3選手がシーズン

30本を超えるホームランを打った。4番の内川選手は11本で、過去に20

本を打ったことがない。2008ー10年の横浜、2011-14年のソフト

バンクで7年連続3割を打った実績のある選手だ。今年は3割を切ったが、

チャンスに強さを発揮した。82打点で、2013年の92打点に次ぐ成績だ。

キャプテンとしてチームの中心に座り、重責を担ったと言える。工藤新監督の

信頼も厚い。

 ソフトバンクは今シーズン、90勝、49敗の勝率、.647、チーム打率・267

本塁打・141得点、651、失点、491、防御率・3.16の成績で、圧倒的

な強さでパリーグを制覇した。

 一方、混戦セリーグを制覇したヤクルトは、76勝65敗の勝率.539、チーム

打率・.257本塁打107得点、574、失点518、防御率・3.31の成績で

あった。2位の巨人の成績は、75勝67敗の勝率、.528、打率、.243本塁打・

97得点、488、失点、443、防御率・2,78、だった。今年の混戦セリー

グの最大の要因は、巨人の打率、本塁打、得点力の低さだったと考える。今年の

シーズンデータがチーム力を表わしている。

 今年の日本シリーズはデータ通りの結果となった。現在のソフトバンクは全盛

期と言える。来年度も同じような成績を残す可能性が大きいと考えられる。

セリーグは、巨人が強くなければ対抗できない。巨人は個々の選手の能力は高い

が、2012年をピークに打撃力が衰退している。由伸新監督の下、主力選手の

成績向上がカギを握っている。年棒にふさわしい働きができるように、しっかり

と調整し練習をしなければならないと思う。巨人選手としての主力のプライドに

期待したい。由伸新監督が指名した坂本、長野、阿部、菅野、内海の5選手が

キーマンであることには違いないが、新しい選手が育つことが不可欠だと思う。

岡本和真選手が1軍定着ができるか、小林誠司選手が正捕手になれるかどうかも

ポイントになる。今年の立岡選手の活躍は立派だ。このような新しい力が求めら

れている。立岡選手は、来シーズンフル出場し3割打者の活躍ができるように

頑張ってほしい。立岡、坂本、長野選手は、フル出場で3割がノルマだ。それが

できる選手だ。阿部選手のフル出場は期待できないが、チャンスでのバッティング

に期待する。得点力さえ上がればソフトバンクに対抗できると思う。来シーズン、

巨人とソフトバンクの日本シリーズでの対決を期待している。