日本シリーズ、ソフトバンクの2連勝で、神宮での第3戦の結果次第では、

ヤクルト4連敗の可能性の流れが出ていた。この流れを破ったのが山田哲人

選手だ。先制2ラン、勝ち越しソロ、逆転2ランと3打席連続のシリーズ史上

初の記録だ。見事なバッティングとしか表現できない。

 山田選手は、ドラフト1位で入団し、高卒4年目の昨年にブレイクした。

打率3割、最多安打(193)を記録し注目される選手になった。今年は、3割、

30ホームラン、30盗塁のトリプルスリーを達成した。ホームラン王(38本)

と盗塁王(34)の同時獲得は史上初である。23歳のスター誕生だ。山田選手

の活躍が今シリーズのカギを握ると思っていた。1、2戦では1安打と活躍でき

なかった。どう修正するかがポイントだった。見事に第1打席で結果を出した。

山田選手らしいホームランをバックスクリーン横の左中間スタンドに放った。

第2打席のホームランもリプレイを見るようだった。第3打席は、逆転された直

後に、千賀投手のストレートをレフトスタンドに運んだ。試合の流れを決める一発

となった。見事な活躍としか言いようがない。第4戦以降の活躍が期待されるとと

もに、シリーズの行方を左右する存在であることは間違いない。

 一方、トリプルスリーを達成したソフトバンクの柳田悠岐選手が活躍できてい

ない。マークが厳しく徹底した内角攻めにあい、豪快なフルスイングができない

状態だ。トリプルスリー対決とも言われる注目の選手だ。是非ホームランを打っ

てもらいたい。このシリーズ私は、山田・柳田選手の打撃に注目し、楽しみにし

ている。