17日にクライマックスシリーズファイナルステージが終わった。予想通り

の結果だ。パリーグは、ソフトバンクの「強さ」が目立ったと言える。レギラー

シーズンを独走した戦力で、3位から上がってきたロッテを3連勝で下した。

初戦の延長戦での試合で、内川選手のサヨナラタイムリーが「流れ」を決めた

と言える。先発投手とリリーフ陣が充実した投手力、内川、柳田選手を主軸と

とする打撃陣がしっかり役割を果たしている。

 セリーグは、ヤクルトは初戦を落としたが、3連勝で巨人を下した。

巨人はレギラーシーズンを象徴する試合であった。「チャンスで得点できない」

ことがすべてだ。第2戦と第3戦は完封負けである。小川、館山投手が好投
 
し、リリーフ陣に完封された。巨人がチャンスに得点を取れなかったことに

つきる。一方ヤクルトはチャンスで得点し、リリーフ陣で逃げ切るゲーム展開

だった。ヤクルトの打撃陣に破壊力があったわけではなく、チャンスをものに

することができたことにつきるだろう。巨人の選手で活躍したのは、立岡、

阿部選手の二人だけだ。阿部選手は、軽打に徹するバッティングで高打率を残

したが、得点にはならなかった。最後の試合では、阿部選手の2打点だけである。

原監督が「今シーズンを象徴する試合だった」と語っている。まさにその言葉が

ふさわしい表現だ。巨人は来シーズンに向けてこの課題を克服できるかどうかが

カギになるだろうと思う。打撃コーチに適任者が必要だ。原監督は辞意を伝えた

ようだが。

 日本シリーズは24日にスタートする。リーグ優勝チームの対決だ。これが

本来の姿であろう。新聞投稿欄で「クライマックス制度を見直すべきだ」との

記事を読んだが、賛否両論があっていいだろう。

 評論家の大野豊氏は「日本シリーズは、ヤクルトがソフトバンクに挑戦し、

ヤクルトが先手を取ることが大事だ」また日本シリーズは「流れ」が大事だと

書いている。私の予想では、4勝2敗で、ソフトバンクの連覇と見る。二人の

トリプルスリーの選手、山田哲人、柳田悠岐選手がどんな活躍を見せてくれるだ

ろうか。私の関心はこの2選手にしかない。活躍を期待している。