「クライマックスシリーズ」のファーストステージの結果、セリーグは、巨人

が阪神に2勝1敗で勝利した。パリーグは、ロッテが日本ハムを2勝1敗で破り、

ソフトバンクへの挑戦権を得た。

 このシステムは、優勝決定後の消化試合をできるだけ減らすことを目的に作ら

れた。2004年からパリーグで、2007年からセリーグで導入された。

リーグ優勝の価値が下がるなどの反対意見もあったが、ファンのためには成功

だったと思う。今シーズンのように最後の試合まで3位が決定しなかったことを

考えると、消化試合が無くなったことが最大のメリットだと思う。

 短期決戦はやってみないとわからないと言える。投手の出来が勝負を左右する。

日本ハムが第1戦で、大谷翔平投手が打ちこまれたのが、敗因と考える。昨日の

涌井秀章投手の好投も見事だ。2010年のロッテの3位から日本シリーズ優勝

は「下剋上」と呼ばれた。ロッテファンは再現を期待している。

巨人は、何とかヤクルトへの挑戦権を得た。第2戦で菅野智之投手が、初回に2本

のホームランを浴びた。第1戦のマイコラス投手と第3戦のポレダ投手の好投が

勝因であるが、昨日の阿部慎之助選手の犠飛とタイムリーには、気持ちと技術が

表れたと感じる。ヒーローインタビューでチャンスでバットを短く持って打席に

立ったことを指摘されると、「昔、大道さんに『バットは短く、息は長く』と名言

をいただきました。大事なところで、それができてよかったです」と話した。

今季限りでの現役引退を表明している阪神・関本選手について「本当に19年間お

疲れさまでしたと言いたいです」と。「同年代ですし、すごく思い入れがたくさん

あった選手だったので、すごく寂しいです」と話した。

 試合終了後、原監督は、解任される和田監督のところに赴き慰労の言葉をかけた。

同時代をライバル球団で、選手また監督として戦った思いが伝わるシーンであった。

明日からのファイナルステージを勝ち上がるチームはどこだろう。巨人には昨年の

雪辱を期待している。