国民の意識を知る上で参考になるのが、世論調査である。各メディア等が世論
調査を行っている。質問の仕方によって回答が異なってくることは事実である。
私たち国民の多くは、メディアの報道の仕方によって情報を得ていると言っても
差し支えないだろう。安保法制の本質的な議論は報道されているとは思えない。
与党は「戦争抑止のための法案」と主張し、野党は「戦争法案」とのレッテルを貼
り、戦争に巻き込まれるとの主張に終始しているのが、国会の論議としか思えない。
各世論調査に共通するのは、安保法制に対する「国民の理解」が進んでいないが
8割に及んでいることからもわかる。日本の安全保障に対する論議、言い換えると
国防に関する視点の論議がされていないからではないだろうか。国際情勢の変化に
対応する論議がされていない。米ソ対立の東西冷戦終結(1989年)からの国際
環境の変化は顕著である。米国の1極支配が後退し、中国の経済力・軍事力が増大し、
アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国になり、海洋進出を進め、世界への影響力
を高めている。国際関係におけるパワーバランスが変化している。このような
変化に対応するために、日米同盟を強化するのが、安保法制の背景と考えられる。
軍事パワーバランスで戦争の抑止力になるとは考えないが、外交上の影響力は
大きいと考える。問題の解決は粘り強い外交努力以外にはない。中国は、北朝鮮
とは違う。北朝鮮やイスラム過激派テロ組織は脅威であるが、現代の国際社会で、
中国が戦争を起こすとは現実的には考えられない。海洋進出を含め経済的利益を
推し進めていることは事実である。私は、現実として「有事に備える」ことは必要
だと考える。
今日の毎日新聞の「みんなの広場」の投稿記事が目に留まったので、紹介したい。
山口県・73歳の末安次夫さんの記事です。
「今年の夏は戦後70年の節目だからかテレビで多くの戦争特番を見た。多大な
犠牲のもとに終結した戦争。軍の暴走や時の権力者の動向、あおったメディア、と
歴史の後知恵でいろいろな評論があった。しかし、それに喝采して共感したのは民衆
だった。反戦論者を売国奴と疎外した。民衆とは無責任で時々の雰囲気に容易に影響
される。(中略)われわれは中身を吟味する前に『戦争法案』『徴兵制度復活』と
あおられて決断をくだす。今回の安保関連法案、歴史の教訓を忘れずに、冷静に世界の
情勢を把握し、国の安全保障のあり方を考え、中身の吟味こそ優先すべきではないか。」
と書いている。
冷静に物事を見、意見を述べていることに同意したい。私たちは、メディアの提供
する情報に影響を受け過ぎている。各メディアの主張が強く、テレビ映像の影響力が
あまりにも大きい。それが現代のメディアの持つ力であるが。私たちは、「自分で考え
て判断する力」を養わなければならないと思う。「学ぶ力」が大切である。
調査を行っている。質問の仕方によって回答が異なってくることは事実である。
私たち国民の多くは、メディアの報道の仕方によって情報を得ていると言っても
差し支えないだろう。安保法制の本質的な議論は報道されているとは思えない。
与党は「戦争抑止のための法案」と主張し、野党は「戦争法案」とのレッテルを貼
り、戦争に巻き込まれるとの主張に終始しているのが、国会の論議としか思えない。
各世論調査に共通するのは、安保法制に対する「国民の理解」が進んでいないが
8割に及んでいることからもわかる。日本の安全保障に対する論議、言い換えると
国防に関する視点の論議がされていないからではないだろうか。国際情勢の変化に
対応する論議がされていない。米ソ対立の東西冷戦終結(1989年)からの国際
環境の変化は顕著である。米国の1極支配が後退し、中国の経済力・軍事力が増大し、
アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国になり、海洋進出を進め、世界への影響力
を高めている。国際関係におけるパワーバランスが変化している。このような
変化に対応するために、日米同盟を強化するのが、安保法制の背景と考えられる。
軍事パワーバランスで戦争の抑止力になるとは考えないが、外交上の影響力は
大きいと考える。問題の解決は粘り強い外交努力以外にはない。中国は、北朝鮮
とは違う。北朝鮮やイスラム過激派テロ組織は脅威であるが、現代の国際社会で、
中国が戦争を起こすとは現実的には考えられない。海洋進出を含め経済的利益を
推し進めていることは事実である。私は、現実として「有事に備える」ことは必要
だと考える。
今日の毎日新聞の「みんなの広場」の投稿記事が目に留まったので、紹介したい。
山口県・73歳の末安次夫さんの記事です。
「今年の夏は戦後70年の節目だからかテレビで多くの戦争特番を見た。多大な
犠牲のもとに終結した戦争。軍の暴走や時の権力者の動向、あおったメディア、と
歴史の後知恵でいろいろな評論があった。しかし、それに喝采して共感したのは民衆
だった。反戦論者を売国奴と疎外した。民衆とは無責任で時々の雰囲気に容易に影響
される。(中略)われわれは中身を吟味する前に『戦争法案』『徴兵制度復活』と
あおられて決断をくだす。今回の安保関連法案、歴史の教訓を忘れずに、冷静に世界の
情勢を把握し、国の安全保障のあり方を考え、中身の吟味こそ優先すべきではないか。」
と書いている。
冷静に物事を見、意見を述べていることに同意したい。私たちは、メディアの提供
する情報に影響を受け過ぎている。各メディアの主張が強く、テレビ映像の影響力が
あまりにも大きい。それが現代のメディアの持つ力であるが。私たちは、「自分で考え
て判断する力」を養わなければならないと思う。「学ぶ力」が大切である。