安保法制の論議を注視している。不適切な戦争法案との表現や違憲との論議がなされ、

戦争反対の声が上がっている。心情的にはよく理解できるが、根本的な論議がなされてい

るのか、疑問に感じている。 複雑な国際情勢の変化に対応した現実的な視点が外れてい

ると。平和主義を理念とする憲法の中に自衛権の文言はない。歴代の政府は、憲法の解釈

として「専守防衛」の立場を取ってきた。その解釈を拡大して変更したのが、安保法案で

ある。国の自衛のあり方としてどうするべきかが提起されている。基軸の日米同盟の強化

が必要との判断と理解する。「新3要件」による歯止めがかかった限定的な集団的自衛権

の行使容認は、憲法解釈の限界点だと思う。田原総一朗氏の「正しい戦争などあり得ない」

との意見に同意する。戦争は絶対的悪である。その戦争を抑止するための手段を講じなけ

ればならないのが、国際社会の現実と認識する。政治は理想論ではなく、不戦は国是であ

る。