8月10日毎日新聞「みんなの広場」の掲載文をのせる。

8月3日、本欄の「教育に専心できる教育行政を」を読みました。教員・学校評価制度が導入されてから、報告書類等の雑用が増えてきて、教員がパソコンに向かう姿が日常的になっていることは確かです。
しかし、毎時間の授業展開の報告を求められたことはありません。現役の後輩に確認したら、授業の報告はしていないし、知らないとのことです。授業展開の詳細の報告は不可能だし、必要のないことです。現在の教員が、私の教員時代よりもはるかに多忙になっていることは事実です。物理的に余裕がなく、教員本来の仕事である生徒と向き合うことや教育に時間をかけることが、できないのです。教員間のコミュニケーションの欠如を生み、教員集団としての教育力が劣化しています。教育的活力が衰退することが大きな問題だと感じています。教育現場を重視する教育行政の改善が求められます。