乳がんに罹り娘の生活は一転しました。
思いもしなかった出来ごとになってしまったのです
でも弱音は言わず治療して行くことに決めました。
娘は私の遺伝子をもらってしまったのだと
その時思いました
会社をやめ、治療に専念することにしたのです。
検査をしたのは広島の病院でしたが
義兄と姉の意見もあり
東京で診てもらう事になったのです。
そして葉山での生活が始まりました
セカンドオピニオンもしましたが
東京の目黒にあるK病院で手術することになったのです。
手術に当たったB先生が広島県出身の先生だと聞き
何となくホッとした気分でした
このB先生は何時も普段の服で白い服ではないのも
患者的には気も楽でした
看護士も良い方ばかりで、安心して診ていただくことが出来たのです
部屋は6人でしたが、すぐに友達になり
娘はリンパに行ってなく
この頃は後にも先にも抗がん剤はしなかったのです
今思うと、どうしてしなかったのかとも思うのです
部屋には抗がん剤で苦しむ人もいて、
大変だなぁ、とこの時は思いました