スーパーボウルと米国国境危機とCabaret(1972)とバレンタイン | Diary of a Goat in NYC

Diary of a Goat in NYC

One Goat and her journey.

旧正月の翌日2024年2月11日は
アメリカの一大イベント
スーパーボウルの日であった。
(今日はもうバレンタインズデーが
終わる所なのですが。)

足はあまり使わない
アメリカン"フット"ボウル
というスポーツの祭典だ。
ラグビーに似ているかもしれない。
 

2024年のスーパーボウル(シーズンは2023)は

1億2340万人の方が

視聴したとヤフーニュースになっていた。

これは完全に視聴者が

日本の全人口を丸々超えている。

 

 

ちなみに2024年1月1日時点で

日本の総人口は1億2409万人らしい。

(総務省統計局のHP)

👇

 

英語でも視聴者数を検索すると

123.7Million(1億2370万人)とも出てきた。

アメリカでは40万人くらいの誤差は

まぁどうってことないのだろう、、、。

 

この40万人の誤差というキーワードから

インスピレーションでつながったのが

アメリカで最近話題の国境問題

 


いつもの通り脱線するが今アメリカの政治で

かなり大きな論点となっているのだ。

「国境危機 (Border Crisis)

もちろん騒がれているのは

南のメキシコとの国境である。

 

 

今日さっと調べ、学んだ用語としては

パスポートやビザや

グリーンカードなど何も持たずに

国境を超えてくるような人たちを

米国側ではEncounters(遭遇)”

表現するようだ。

まるで宇宙人と遭遇するような表現だ。

アメリカらしい。

 

まぁ確かに私のようなグリーンカードを持っている人も

Permanent Resident Alien(エイリアン)

呼ばれているので宇宙人関連用語(?)そのものだ。。。

 

ついでにAlienの綴(つづ)りが

ありえん(有り得ん)という

偶然もなんとも面白い。

 

 

米国のデータによると近頃は

大体毎月30万人くらいの

Encounters(遭遇)”があるようだ。

年間ではなくて、月間の数字だ。

つまり1日1万人くらいである。

島国ニッポンでは考えられないであろう。

その前に日本では不法入国者数は

公開されているだろうか、パッと探せなかった。

法務省外局出入国在留管理庁によると

不法残留者数は大体7万9千人とあった。

https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00037.html

 

米国国土安全保障省 

税関・国境警備局(CBP*)

*Customs and Boarder Protection

👇

 

アメリカでは毎月数字が発表されているようだ。

 

ところで、このCBPで働いている従業員数は

6万人ということで、

どうやって毎日1万人新規で入ってくる方々を

彼らは捌(さば)いているのだろう。

結構な謎に包まれる。。。
 

**********

 キーワードサーチで偶然出てきた

「丸紅ワシントン報告」で

勉強をさせてもらったのだが、

アメリカではそういう人**と

"Encounters(遭遇)"したら

3つの対応のいずれかが取られるようだ。

**パスポートやビザやグリーンカードなど

何も持たずに国境を超えてくるような人たち

 

Encounters(遭遇)後の対応

  1. 拘束 (Apprehensions) ーTitle 8
  2. 入国不能(Inadmissibles) ーTitle 8
  3. 追放 (Expulsions) ーTitle 42

 

この1の拘束後にさらに2つの道があり

→「強制退去(Deportations)」

もしくは保釈(Releaseとなるようだ。

 

ニューヨークにいながら

目に見えて生活の一部となっていくのが

その保釈 (Release)された方々だろう。

 

2023年5月のパンデミック終了宣言後以降は

使える法律もガラッと変わり

公共衛生に関わるTitle 42

使えなくなったようだ。

(=#3の追放 (Expulsions)ができなくなった。)

 

今まで通りTitle 8だけで対応をするしかなく

(=#1拘束 (Apprehensions)か#2入国不能(Inadmissibles)

案件自体も増え、

CBPだけでは対応しきれないのか

保釈(Releaseされる方も

比例して増えているようだ。

 

一旦保釈されれば難民認定審査まで

何年もの待機期間もあり

その間は就業も可能だそうだ。

丸紅ワシントン報告に出てきた事例では

2023年12月に非合法移民の女性が

指示された難民指定審査の出頭日が

2031年だったらしい。

これは普通のどんなビザより長いのでは。。。

 

**********

 

実の所、私も他人事ではないのだ。

2022年7月に行った

10年間のグリーンカード更新が

まだ完了していない。

とりあえず個人レベルでは

もう少し静観である。

👇



さて

アメリカで大体3人に1人が

スーパーボウルを見ていた夜に

私達夫婦は

Cabaret(1972)

という映画をみていた。

(旦那さんはおそらくアメリカンフットボウルを

一度も見たことがなくルールも知らない。)

 

1931年のベルリンが舞台で、

この作品の中では迫る戦争を通して

ナチスが力を強めていくという

社会の急激な変化も描写されている。


2024年を100年後の人達がみた時

どんなあからさまなな世界が見えるだろうか。

どうやら

その時代を生きている当事者には見えず

100年後の人々からは

あからさまに見えるようだ。

これぞ正に、

灯台下暗し


 ところで

主演女優のLiza Minnelliさんの

目が大きすぎて

一度見たら忘れられない。

 

 


さてさて

アメリカでは結構男性が頑張ってくれる。

バレンタインズデー


ちなみに前日(13日)は雪だった。




一句できた。

いとわろし、

ゴミの上にも、

雪は降る


何故冬の木々が裸にさせられるのか

分かった気もした。

また一句

葉を落とし、

銀の衣(ころも)で、

身を飾る(みをかざる)


前々日(12日)

スペイン語をめちゃくちゃ勉強していたが

翌日雪が降ると聞いていたので

1時間ほど近所を散歩した。




ちょっと桜?が既に咲いていて

油断できないと思った。

見逃すまいぞ。


何かが咲いている。


14日は

お昼に彼が寒いのに外に出て

帰ってきたと思ったら

コソコソしており

このバラ🌹と服を頂いた。

私としては花よりもギフトよりも

「ちょっとまだ部屋に入って来ないで〜」っと

コソコソしながら

誰かを喜ばせようとする

彼のその心意気というか

健気な姿勢というか

すごく大切にしてもらっている事

かなり感動した。


しかも彼は昨日OSSO BUCOと呼ばれる

仔羊肉のイタリア伝統料理を

作ってくれたりもした。




今晩は私がテイクアウトで

ディナーをご馳走したが

料理が苦手で出来なくて申し訳ない。

料理は下手だし、好きじゃない。


 私は彼から今日頂いた水彩絵の具で

イタリアに一緒に行った時にみた銅像や

彼の似顔絵や今日もらった薔薇を描いてみた。

絵は下手だが、好きだ。