2023年を
12月も残り1日を残し、振りかえると
（もちろん、もう40歳になるので知っていたけれど）
やっぱり「あっ」という間に
過ぎさっていきました。
時間のスピードがこの時期超加速する。
追いつけません。
明日のランチは旦那さんのブルガリアのお友達が
家にお越しになります。
また準備でバっタバタです。
2023年、
結婚や退職はもちろん
大きなイベントだったけど
プエルトリコやブルガリア、
飛行機の乗り継ぎでカタールの地まで踏めたり
ついでに台湾まで行ったり
8年ぶりに日本やロサンゼルスに帰って
懐かしい友人達や家族に直接会えたり
ニューヨークにもお友達が来てくれたり
本当に奇跡の一年になりました。
そして
ブログを通して繋がっている方にも
心から感謝をいたします。
いつもこのテーマのない
一個人の勝手気ままな
ブログを温かく見守っていただき
本当にありがとうございます。
さて
今週は今月ニューヨークの友人から頂いた
山本有三氏と吉野源三郎氏の
「君たちはどう生きるか」を読み終わりました。
何故かダブルカバー
頂いた時のブログ記事
👇
実は今年の夏に池袋の映画館で
1人で宮崎駿氏の「君たちはどう生きるか」を
見ていたのです。
なので最初の感想は
あー、
タイトル以外は
本と映画は全然違う。
そういうことか！
実は宮崎駿氏の「君たちはどう生きるか」は
あれはご自身の伝記と息子様へのメッセージを
一般人にも公開してくださったのかなぁっ
と思っていました。
これは私達用に作られたというよりかは
ずっと仕事で忙しく
その間に蔑ろ（ないがしろ）にされていた
宮崎氏の家族（息子達）のために
最後の作品を作ったんだろうなぁっと
そう思っていました。
だからきっと映画の宣伝をして
一般公開するというよりかは
「見たい方は見てね」
っという感じだったのかなぁっ
と思っていたのです。
もちろん宮崎駿の世界に踏み込めるだけで私たち世代は心が躍る。
ストーリーはどうであれあの絵、あの世界観に
育てていただいたのです。
そして彼が映画の中で描いたもう一つの世界は
あれは人間一人ひとりが
「あぁいう世界」を持っていて
通常は寝ている時に
その世界にアクセスするのだけれど
どうも記憶に残らない世界なのに
その世界の宮崎駿さんバージョンを
映像として見せていただけたのは
すごくありがたいと思った。
そして今回この本を読み終わって気づいた。
あー、
この映画はこの本のための
長い宣伝広告だったんだ。
そういうことか！
そういうことだと私は思う。
だから、この宣伝映画を見ただけじゃダメだ。
山本有三氏と吉野源三郎氏の
「君たちはどう生きるか」
この本まで読まなければダメなのだ。
この本はもちろん子供の時に読みたかった。
もう40歳だもの。。。
どうするの。
でも今私にできるのは、
これからを大切に生きていくことと
これからを生きていく子供達に
この本を読んでほしいと強く
お勧めすることだと思った。
宮崎駿氏と一緒に
この本をお勧めしなければと思った。
どうかたくさんの人が
この本に出会えますように。
そう思った。
そして私だってもうすぐ40歳になるけれど
これから80歳までにもっとたくさんの
奇跡を体験するぞーっと思った。
2巡目の人生だと思おう。
ちなみに全然奇跡の本とかではないのですが
じぃーんわりと自分の脳の一部に
化学変化が起こってしまうような
そんな本です。
それから料理などの傍（かたわ）ら
この年末はさらに結構前に読んだ
「日日是好日（にちにちこれこうじつ）」
の映画もみた。
本を片手に持ちながらこの映画を見た。
実は12月10日にお茶の先生にお会いして
年齢を感じさせない素敵な方だったので
「茶道」が気になっていた。
そして日本人の「禅」の世界にも
この頃興味を持ったところだったので
ちょっとお茶の世界の映画を見てみた。
そうしたら、以前
ニューヨークのクラッシックな映画館
Film Forumでみた
映画についても言及されていた。
以前は気づかなかったのに、
こういうのに気づくと
世界が広がっていって楽しい。
もし年末年始の長期休暇の映画をお探しの方は
「La Strada 1954（道）」
を是非みてみてください。
この世界には面白い事が
パッと現れる。
不思議ですね。
それでは今年に感謝して
来年をまたお迎えしましょう！
どうぞ皆様良いお年をお迎えください。
また来年❤️