「パパの目覚ましなってない」
「ママ、こっち来て」
「今日お出かけする?」
そんなシンプルかつストレートな表現を反射的に英語にする練習。
【Dad’s clock hasn’t rung.】
【Mom, please come here.】
【Do we go out today?】
アメリカの5歳児はお父さんお母さんとどんな英語で話すかな、
そんな事を考えながら、日本の5歳児である息子と話してみる。
そこに無駄は一切ない。
回りくどい文法も皆無だ。
公園へと続く、車通りの少ない道を全力で駆ける
息子の後ろ姿に大きめの声で問いかけてみる。
「Where are you going?」
聞こえているのかいないのか、反応はない。
「Shall we play baseball?」
公園に着いてからもわざと英語で話しかける僕に
「パパ、日本語でしゃべって!」と怒る息子。
頭の中で【Dad, please speak in Japanese!】
と一旦英語にしてから「わかった、ごめんごめん」
息子の手を引いて広場に向かった。