週末の海外ボクシングは盛りだくさんでしたな…。
さてと…先ずはマカオ興行。
先ずはアルゼンチンの神秘、セサール・レネ・クエンカが初のメジャータイトル戦に出場。
http://www.boxingscene.com/hail-cesar-cuenca-schools-yang-ibf-crown--93651
中国期待のホープ、ヤン・イクとIBF世界S.ライト級王座決定戦が行なわれました。
【Full Fight】
クエンカさん、素晴らしいフットワークと技術を見せてくれましたね!
1ラウンド、まさかの…ダウンを奪い…5ラウンドにはまさかのダウンも奪われましたが、
ペースを掌握し…淡々とラウンドを重ねる姿は…やっぱり良かったです(笑)
いや…結構ゴツンとパンチ貰うところは実は観たことがありましてねぇ…
ヤンはパワーもあるし…結構心配してんたんですが…良かった。
採点は117-110、115-109、116-109のユナニマスデシジョンでクエンカさんが勝利!
これで48勝2KO2NC、初黒星のヤンは19勝14KO1敗。
ジェイク・ドノバンさんは…115-109、116-109は有り得ない、
もっとはっきりした差でクエンカの勝利だと…怒っています(笑)
宣言通り判定でメジャータイトルを獲得したクエンカさん。
…。
宣言通り、今後はビッグマッチ路線で…いけるかどうか…
試合が組まれるかどうかが…心配ですね(笑)
同じ興行に出場した"The Filipino Flash"ドネアは…
元欧州バンタム級王者のアンソニー・セトゥルを2ラウンドで粉砕。
【Full Fight】
ドネアはこれで35勝23KO3敗、セトゥルは20勝8KO4敗。
ウォータースにノックアウト負け以降、これでトップ戦線ではない相手に2連勝、
次が勝負になりますかな。
そしてドイツでは4度目のライバル対決に決着が!
http://www.boxingscene.com/arthur-abraham-drops-stops-robert-stieglitz-six--93653
"King"アルツール・アブラハムvsロバート・スティーグリッツ。
4ラウンドにフラッシュダウンを奪ったアブラハムは、
6ラウンドに強打を浴びせ再びダウンを奪い、スティーグリッツのセコンドが、
タオルを投入…。
アブラハムは43勝29KO4敗、スティーグリッツは47勝27KO6敗1分。
初対決は2012年8月でアブラハムがユナニマス判定勝ち、
2度目は2013年3月、今度はスティーグリッツがアブラハムの眼を負傷させTKO勝ち、
更に3度目も2013年、この時は最終ラウンドにダウンを奪ったアブラハムが…
スプリットデシジョンを制していました。
これでシリーズ3勝1敗として…ライバル対決に終止符を打ったといえるでしょうか。
次はドネアがターゲットにしているとされる…スコット・クイッグも、
キコ・マルティネスを相手に…マンチェスターで防衛戦を行なっております。
http://www.boxingscene.com/arthur-abraham-drops-stops-robert-stieglitz-six--93653
ライバル、フランプトンと2度戦っている強豪、マルティネス戦には…
多いに注目が集まりましたな。
【Full Fight】
初回、ガンガン前に出るキコ。
後手に回ったクイッグ…長い夜になるかと思われましたが…
2ラウンド早々、又出てきたキコに…ライトアッパー一閃!
完全に効いた!連打を浴びせてダウンを奪うクイッグ。
立ち上がったものの…ダメージが隠せないキコに…容赦なく連打を見舞い、
最後は大きな右!立ち上がるも…レフェリーがストップ!!!
会心のノックアウト勝利にご機嫌なクイッグは31勝23KO2分、
マルティネスは32勝24KO6敗…。
そのライバル、フランプトンはアレハンドロ"Cobrita"ゴンサレスJr.と防衛戦。
http://www.boxingscene.com/frampton-dropped-twice-battles-decision-gonzalez--93661
先週から書いている通り、これが全米デビュー戦となったフランプトンは…
期待も大きく、印象的に勝ってスーパースターへの道を歩みたかった意向ですが…
"Cobrita"ゴンサレスJr.が奮闘!
何と初回に2度のダウンを奪います!
【Full Fight】
全米デビューで力んだかフランプトン…。
左フックを強振したところにジャブを合わされて最初のダウン。
更にラウンド終了間際に…今度は右の打ち下ろしをクリーンヒットされ膝を付きます…。
…。
驚きましたねぇ…。
それでも2ラウンド以降は持ち直したフランプトンがユナニマスデシジョンを制しております。
スコアは115-109が1人、116-108が2人。
フランプトンは21勝14KO無敗、コブリータJr.は25勝15KO2敗2分。
思わぬ苦戦だったフランプトンですが…予定通りいかないのが…ボクシングですな…。
少なからず…過信があった…のではないかと思います。
最後まで手を出し続けて善戦したコブリータJr.…。
これから強豪選手との対戦が増えそうですね。
同じテキサス州エルパソで行なわれた夜の分、メインはチャベスJr.vsレイジェス。
http://www.boxingscene.com/chavez-jr-too-big-too-strong-decisions-reyes--93671
元々168ポンドのS.ミドル級契約だった試合。
ファイトウィークになって…170ポンドのキャッチウェイトに変更され…
更に170ポンドも作れずに…170ポンド3/4で計量したチャベスJr.…。
試合も平凡なパフォーマンスに終始し…判定で勝利。
…。
こういう失態はもう何度目になるかチャベスJr.…。
偉大なるお父さんは大好きなファイターですが…ジュニアは…正直もういいですね。
【お父さん、Highlights】
各試合のポストファイト、追って書きたいと思います。
チャオー。