キース・サーマンvsルイス・コラーゾ、Post Fight!"The Body Shot!" | Go↑kunの海外ボクシング記♪

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ボクシング…勝者と敗者のあまりにクッキリとしたコントラスト…。魅力的な選手達のバックグラウンド、ボクシングビジネスの側面、プロモーター達の思惑、選手の声、あまり入ってこない海外ボクシング情報を書きたいと思います!宜しくお願い致します!

色々とバタバタしております…。

ご無沙汰しております。

週末、楽しみにしていた…キース・サーマンvsルイス・コラーゾがありましたね!

http://www.boxingscene.com/keith-thurman-stops-collazo-who-quit-due-cut--93399

5ラウンド、コラーゾのボディショットが完璧なカウンターとなってサーマンを捕らえたシーン。
いやぁ…痺れましたなぁ…。

ガクッと全身の力が抜けて崩れ落ちそうなサーマン。
まるで顎にクリーンヒットをもらったかの様な効き方でしたねぇ…。

逃げ回るサーマンに更にもう一発、右のボディアッパーもグサリ。
危なかったですねぇ…。

あっ!結果は7ラウンド3分TKOでサーマンが勝ったんでしたけど…。



痛打された左ボディ直前の右ボディでも…身体がグニャリとなってるサーマン…。
あそこで倒れないのも凄いですが…。

結局最後はコラーゾの左眼が晴れ上がり、右眼上もカットし、
視界不良になったコラーゾはストップされて試合終了。

サーマンは26勝22KO無敗、連敗となったコラーゾは36勝19KO7敗。


ピンチを乗り越えて勝利したサーマン。

http://www.boxingscene.com/thurman-dares-floyd-mayweather-come-take-my-0--93401

頂点に君臨するフロイド・メイウェザー戦を高らかに宣言です。

『俺は若くて強いチャンピオンだぜ、フロイド、俺と勝負してくれ。俺もお前と同じ無敗だぜ、俺の無敗の"0"を取ってみろよ、ベイビー!俺の準備は出来ているぜ。』

…。

う~ん、腹が弱いからなって…各方面から言われてしまいそですね…(笑)


千載一遇のチャンスを逃したコラーゾ。

http://www.boxingscene.com/collazo-explains-why-he-refused-continue-fight--93403

『ボディは狙ってたんだよ。動きを読んでドンピシャのタイミングで良いパンチを当てることが出来たね。あのラウンド、もう少し時間があれば…。』

『右眼上の2番目のカットが最悪だった。何も見えなくなってしまったし、常に血を拭う必要があったんだ。』

『あのまま続けていたら、きっと見えないパンチをもらい続けてしまうことになっていた。それはごめんだよ。』

『今後?勿論まだ戦うよ。俺のチームとアル・ヘイモンが用意する相手と戦う。ウェルター級なら誰とでもね。』

『今回の試合もファンの為にやったんだ。タンパまで来て良い試合が出来て良かったよ。』

『俺のファンの皆、いつも愛とサポートをありがとう。負けてしまってガッカリさせて申し訳ないと思う。でもこれからも現役を続けていきたいからこそ、今日の試合であの様な決断をしたことを理解して欲しいね。』

5ラウンド終了後、見たか!と言わんばかりの表情が…凄かったですね(笑)


サーマン。

http://www.boxingscene.com/thurman-im-ready-pacquiao-khan-porter-maidana--93413

『調子は良かったよ。俺はいつも言っている通り進化するファイターなんだ。それを見せることが出来たと思う。パワーはいつでも持っているけど、今日はチャンピオン同士の戦いを見せられたんじゃないかな。』

『チームも喜んでくれているし、俺も自分のパフォーマンスに満足している。無敗の進撃を続けたいね。これで俺は26戦全勝さ。俺に勝てると思うヤツがいるなら出て来いって。』

そして話題は5ラウンドのことに…。

『左のアッパーとフックが融合されたショットを腹にもらったんだ。もう少しで完璧にノックアウトされるところだったよ。ルイスの最高のショットだったね。でもチャンピオンらしく耐えることが出来た。』

『この試合に向けてハードなキャンプを送ったんだ。ルイス・コラーゾは素晴らしいファイターだった。リスペクトしているよ。偉大なベテランファイターで、常に俺に向かってきたよ。最終的には少しずつダメージを与えて勝つことが出来たんだ。』

『今日のコラーゾに勝てれば、誰が相手でも勝てるよ。』

『しかもホームタウンで試合が出来て良かったよ。凄くプレッシャーもあったし、ベストを尽くした。そして勝てたんだからね。』

『ウェルター級トップ戦線と戦いたい。メイウェザー、パッキャオ、ポーター、カーン、ブラッドリー、マイダナ、誰とでもだ。』

…。

ワンワン同盟のブルックの名前は出ず…(笑)

Special OneとOne Timeは仲良しなんですかね。


更にサーマン…5ラウンドについて。

http://www.boxingscene.com/thurman-thought-about-taking-knee-fifth-round--93419

『ルイスの美しい左フックだったね。フックとアッパーの中間みたいなパンチだった。凄く効いたし、腕を動かすことが出来なかったよ。完璧なショットだったと思う。』

『95%はダメだと思ったけど、残り5%で踏ん張ったんだよ。でも脳からの信号は膝を付けというものだったと思う。でも俺の中の何かが膝を付いてはいけないと踏ん張れたんだ。あの後にも1発良いボディをもらってそれも効いた。マイク・タイソンがボクシングは痛みのゲームだって言ってたけど良く意味が分かったね。とにかくこれまでで最高のボディを喰らったってことさ。』

『あのラウンドももうすぐ終わることも分かっていた。あのまま立ち続けていたら、更に追撃される可能性もあったけど、耐え抜いたんだ。いつもはしないホールディングだってした。そして生き残ることが出来た。』

…。


更にコラーゾ。

http://www.boxingscene.com/collazo-im-no-quitter-wish-i-more-time-fifth--93421

『サーマンは素晴らしいよ。彼は立ち続けていたんだからね。彼は本当のチャンピオンさ。良いファイターだね。まだまだやるべきことはあるんだろうけど、間違いなく正しい道を歩んでいると思う。』

『俺はインサイドでの戦いに強いし、そこが彼の弱点だと思っていたんだ。それに試合が長引けば長引くほど俺有利になると思っていた。そんな時にカットをしてしまったんだ。全く何も見えなかった。俺はギブアップをするファイターではないし、勿論続けたかったよ。でもこれからのキャリアのことも考えて苦渋の決断を下したんだ。セコンドと話し合ってね。』

『あのボディ?あれが当たってから彼は逃げ回った。あのままずっと彼は逃げ回ることになると思ったよ。あのラウンドも残り10秒程度だったけど、30秒あったらダウンを取れていたと思う。』

…。

強打のサーマンの右ストレートに…渾身の左ボディを合わせたコラーゾ。
カッコ良かったですな…。


更にサーマン。

http://www.boxingscene.com/thurman-warns-mayweather-tbe-extinct--93424

メイウェザー戦へのアピールが続きます。

『フロイドは今の内の俺と戦っておいた方が良いよ。まだまだ成長過程の俺とね。フロイドの試合予定日まで8週間だろ?俺は戦いたい。昔のファイターはもっとコンスタントに戦っていたしね。』

『俺は戦いというこのゲームを楽しんでいるんだ。俺は無敗だけど、負けることなんて怖くない。俺に勝てるなら勝ってみろってんだ。小さい頃はいつもママに負けてたよ。パパにもね。だから負けることなんて怖くない。』

『フロイドは俺がもっと若いファイターと戦うべきだとか言ってるんだろ?そんな言い訳は良いから俺と戦って欲しい。"TBE"(The Best Ever)なんてまだ呼ばせないさ。年寄りとはバイバイしようぜ。彼が現役でいる限り俺はずっと待つよ。』

…。


そして最後もサーマン(笑)

http://www.boxingscene.com/thurman-i-want-amir-khan-not-stuttering-spence--93439

メイウェザー戦をアピールしながらも…時間の経過と共に現実的になるサーマン。

『アミール・カーン、マルコス・マイダナ、そしてショーン・ポーターと戦いたいね。これはプロボクシングなんだ。皆が俺と戦って欲しいファイターと戦いたいってことさ。一番戦いたいのはアミール・カーンだね。俺の名前も遂にヤツの口から出てきたし。名前を出されるってのは悪いことじゃない。』

『前にも言ったけど、アミール・カーンは真のウェルター級とは認めていないんだ。ヤツが本当にウェルター級でアピールしたいと思うなら、俺とかショーン・ポーターとか、真のウェルター級と戦うべきさ。カーンと同じUK出身のブルックは、ポーターと戦っただろ?カーンも同じことをすべきだよ。』

メイウェザーからは…お気に入りのエロル・スペンスJr.と戦えと言われ,
スペンスJr.からも戦いたいと言われている…サーマン。

『あのボーイ(スペンス)はまだ早いよ。叔父さんみたいな存在のフロイドから言えって言われてるんだろ?本当に俺と戦いたいと思ってるなら、インタビューであんなに、どもったりしないよ。彼は若くて才能のあるファイターだけど、フロイドに言わされてるのは間違いない。正直、Bクラスのファイターともまだ戦ったことがないレベルさ。1週間前に決まる様な相手とばかり戦っていてもね。俺の名前を出す前に、俺が勝ってきた、ディエゴ・チャベスやルイス・コラーゾと戦ってみろよ。』

…。

とにかく…カーンに続いて、サーマンも…メイウェザーの対戦相手として…
強烈に印象付けることは失敗したと思ってしまいました(笑0

一番印象に残ったのは…コラーゾ渾身のボディショット!

"The Body Shot!"

…。

まぁそれでもノックアウト出来ず、勝ったのはサーマンなんですけどねぇ…。

チャオー。