更新滞りました…。すません。
さて…週末も色々ありましたな。
先ずは…グスマンのウェイトオーバーで急遽対戦相手が変わったビセンテ・モスケラ。
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67138#ixzz2XoAMua7b
代役は…コスメ・リベラさん。
…。
アンディスピューテッド王者だった頃のジュダーさんのあのレフトアッパーを喰らった選手!
しかし24時間以内のノーティスで試合を受けるリベラさん…凄いですよね。
結果は7R3:00丁度でモスケラのストップ勝ち。
ブランクはあったもののこれで9連勝のモスケラ。
7年前の…あのエドウィン・バレロ戦が最後の敗北なんですなぁ…。
これで33勝18KO2敗1分。
グスマン戦は元々王座決定戦の予定だったですが…グスマン脅威の8.2ポンドオーバーにより、
全てキャンセルになって…今回は10回戦に…。
リベラはこれで35勝24KO17敗3分…3連敗となってしまいました。
そして"GGG"ゴロフキンが強豪、マシュー・マックリンを相手に防衛戦を行ないましたな。
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67168#ixzz2XoAoNQP7
結果は…序盤から凄まじい圧力をかけてマックリンをビビらせたゴロフキンが…
3Rに左ボディフックを…ズドン!崩れ落ちたマックリンが悶絶するという…
正にブギーマンらしい強烈なKO劇を又、見せてくれましたな。
KOタイムは3R1:22秒…。
強さを見せつけたゴロフキンはこれで27勝24KO無敗、マックリンは24勝20KO5敗。
ここからポストファイトです。
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67173#ixzz2XoBUkqUY
THE LETHAL BODY SHOT!!
『あのボディを打つのに完璧なポジションにいただけですよ。今後はセルヒオ・マルティネスと戦いたいですね。凄く調子も良かったし、1度も効かされていません。簡単な試合でした。又すぐに戦いたいです。全てのトップファイター、全てのチャンピオン、全てのベルトを持っているファイター、場所は何処でも構いません。』
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67175#ixzz2XoBsxz9W
こうなると…ミドル級の頂点と言われて久しい"Maravilla"マルティネスとの対戦が、
どうしたって観たくなりますよねぇ…。
マックリンはマルティネスから形式上はダウンを奪ってますからね。
まぁ…あれは小外苅りですけど。
圧倒的な強さで連勝街道まっしぐらの"GGG"もいよいよビッグマッチをアピール。
31歳ですしね。
『今日は本当に大きな1日でした。マルティネスとの試合?私の準備は出来ています。誰にとっても良いビジネスになるのではないでしょうか。スポーツの為にも、ファンの為にも、そしてテレビもそうです。』
完敗のマックリンも…その強さに脱帽。
『何の疑いもない。これまでに戦ってきた中で圧倒的に一番強かったよ…。』
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67178#ixzz2XoC1f6gl
そしてこうなってくると…見据えるのはPFPキング(笑)
154ポンドに落としてメイウェザー戦にまで言及。
『メイウェザー戦?私の夢ですね。実現したら私にとってこれ以上ない大きなプレゼントになります。これはビジネスですしね。』
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67200#ixzz2XoC9v4G1
今年に入って既に3戦を行ない…全て印象的なノックアウトをしている"GGG"。
ロサド戦、石田戦、そしてマックリン戦。
K2プロモーションのMD、トム・ローフラー(Tom Loeffler)さんも更にアクティブに
やらせていくご意向の様です。
『次に決まっているHBOの日程は11月だね。でもオプションとしては8月と9月の可能性もある。じっくり交渉して一番しっくりくるところで戦わせるよ。今年は5戦やらせたいんだよ。ゲナディが最もアクティブな王者であることを証明したいしね。11月前に良い機会があればやらせるさ。』
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67203#ixzz2XoCHjS4n
マルティネスと共に…スーパーファイトとして名前が出るのが…
1つ上の階級のチャンピオン、アンドレ"S.O.G."ウォード。
168では全てを証明しているウォードも対戦相手がいなくて困ってますよねぇ…。
しかしローフラーさんは慎重な構え。
『色々と話はあるよね。でもゲナディのプライオリティはミドル級だ。まだまだミドル級で証明すべきことがあると思う。チャンピオンもいるしね。今回のマックリンもそうだけど、他にも強いのがいるだろ?154ポンドと168ポンドは間違いなく可能性に入ってくる。良いチャンスがあればゲナディは戦う。でも今じゃないと思うね。154でカネロやメイウェザー、168でウォード…チャンスがあって良い条件なら可能性はあるけどね。』
『もしゲナディとウォードがやることになっても、最高の条件になるにはもう少し時間がかかると思うんだ。ウォードは間違いなく168ポンドで最強の男だしね。リスペクトしているよ。だからこそ時間がかかると思う。いきなり168に上げてトップの彼と出来るとは思っていないよ。ゲナディはミドル級での実績しかないんだから。ゲナディの強さが足りないとは思わないけど、プロモーションの視点から見るとまだまださ。来年以降に超ビッグマッチになる可能性があるのに、焦ることはない。』
そしてそのウォードもコメントを。
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67205#ixzz2XoCP9CE7
■ ゴロフキンについて
1つ言えることは、ゴロフキンがディフェンスを必要とする状況になっていないってことかな。これまでの対戦相手は皆が一方的に打たれてるだけだ。でもゴロフキンにもパンチは当たるよ。でもこれだけ凄い試合をした後に穴を指摘する様なことは言いたくないね。言うだけなら誰でも出来るし。素晴らしいパフォーマンスだったよ。
■ ミドル級でのゴロフキンについて
トップクラスに間違いないよ。でも2番手か3番手だろう。マルティネスが落ちてると言う人も多いけど、彼は負けてない。支配されて負ける日が来るまでは、マルティネスがミドル級でNo.1だ。私の意見ではね。
■ ゴロフキンとの試合について
私は誰とでも戦うよ。でもゴロフキンのチームがまだ早いって言うんじゃない?彼らに聞くべき質問かも知れないね。今はまだ彼らがやりたくないと思う。彼らは私の前ではっきり言ったんだ。私は芽を摘む様なことはしないさ。ゴロフキンは強いし偉大なファイターだよ。このまま勝ち続ければファンの声ももっと強くなるだろう。もし私が後1年か2年、S.ミドルにいるなら、喜んで戦うさ。避けたり逃げたりするスポーツじゃないんでね。ブギーマンと戦うのは慣れてるよ。化け物みたいなパンチャーともやってきたしね。
■ ゴロフキンがミドル級でやるべきことについて
ゴロフキンは若いWBO王者のキッドチョコレートとやって欲しいね。HBOとSHOWTIMEの問題があるんだろうけど。キッドチョコレートを相手にマックリン戦の様な試合が出来たら、ミドル級No.1と言っても良いかもね。
Andre Ward Scouting Report on HBO!
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67185#ixzz2Xr3r7oPz
"S.O.G."ウォードも期待する…ミドル級統一戦、"GGG"vs"The Kid Chocolate"。
クイリンはGBPと契約しているファイターですし…GBP=SHOWTIMEってことで…
実現は難しそうですよね…。
ローフラーさんはそれでも実現の可能性を思慮。
『ゲナディはHBOでしか戦わない。でもクイリン戦は実現出来ると思うんだ。ゲナディの方がクイリンよりステータスは上だろ?人気もあるしチケットも売る。クイリンのことを悪く言うわけじゃない。彼はチャンピオンだしね。でも実現するならHBOだよ。予算も多いと思うし、格上だからね。』
気になるマルティネスの動向は。
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67194#ixzz2Xr53B3Q9
プロモーターのルー・ディベラさん。
『セルヒオは最低1年はリングに上がれない状態だ。前戦は片腕で、膝も使えずに、ガッツだけで勝利を引きずり出した感じだった。38歳のチャンピオンを1年のブランク明け初戦で、ゴロフキンとやらせる様なことはしたくないね。試合をしないってことじゃない。復帰戦ではやらせないってことさ。でもこれはセルヒオ・マルティネスの言葉じゃなくて、私の言葉だ。彼は自分のキャリアを自分で形成してきたわけだしね。セルヒオ・マルティネスはミドル級で実績がある成功者だけど、次代を担うのは、トリプルGだね。』
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=67227#ixzz2XqigQFQY
更にマルティネスと話をしたというディベラさん、そしてアドバイザーの…ルコウィッチさん。
『セルヒオ・マルティネスから連絡を貰ったよ。彼のキャリアを見ても分かる通り、彼は全てのチャレンジを受けてきた。彼の栄光は常にベストファイターと戦うことで築き上げてきたものだ。今は怪我の回復とリハビリに集中しているし、来年にならないと試合は出来ないけど、彼はゲナディ・ゴロフキンと戦う意志があることを明確に示している。現時点でいつになるとかを離すのは適当じゃないけどね。』
『メキシコで週末はずっとマルティネスと一緒だったんだ。160ポンドのNo.1は自分だ、ゴロフキンと戦うことに何の問題もないって話をしていたよ。彼は対戦を断ったことなんてないからね。とにかく今は怪我の回復に時間が必要なだけさ。多分、復帰戦を1試合してから、ゴロフキンと戦うことになるだろう。ゴロフキン戦では100%の状態でやらせたいしね。実現したらマルティネスが勝つよ。ゴロフキンは強いけど、マルティネスの様なファイターとやったことはないから。』
『セルヒオ・マルティネスは多くの偉大なファイター達と戦ってきた。ケリー・パブリック、ポール・ウィリアムス、セルゲイ・ジンジルク…。セルヒオに負けた後の彼らは、戦う前とはかなり変わってしまっただろ?カーミット・シントロン戦もドローだったけど、変わった。マルティネス戦での痛い敗北で、ファイターとして変わってしまったんだ。マルティネスは彼がミドル級最強であることを証明する為に喜んでゴロフキンと戦うよ。彼は絶対に逃げないし、今回も同じさ。』
『マルティネスはマックリンと11R戦ってKOした。マックリンは変わってしまったかも知れないよ。パブリック、ウィリアムス、ジンジルクと同じ様にね。K2プロモーションは、トリプルGを持っているかも知れないけど、我々はトリプルAを持っているんだ!』
マルティネスvsジンジルク!
…。
全てのコメントは…プロモーターかマネージャー…どちらかのものです(笑)
いずれにせよ…"GGG"の今後については…要チェックですなー!
チャオー。