ファン・マヌエル・ロペスの次戦は4月16日@プエルトリコ!? | Go↑kunの海外ボクシング記♪

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ボクシング…勝者と敗者のあまりにクッキリとしたコントラスト…。魅力的な選手達のバックグラウンド、ボクシングビジネスの側面、プロモーター達の思惑、選手の声、あまり入ってこない海外ボクシング情報を書きたいと思います!宜しくお願い致します!

Merry X`mas!!

今日はチキンとピザで、ビールをやりました(爆)

さて2階級上のフェザー級で見事にWBCのベルトを巻いた、我らが長谷川チャンピオン。
このクラスは世界的に見ても、凄い選手が揃っており、今後の長谷川チャンプの進む展開次第では、
メガマッチ参戦も多いに可能性がありそうですよねぇ!!
我々ファンは、そこに夢を見れるわけですが、数多くいる強力な猛者達の中でも、
やはりツートップは実力的にも知名度的にも…WBAレギュラー、IBF王者のガンボア、
そしてWBO王者のファンマでしょうねぇ!!

ファンマはプエルトリコ出身、30勝27KO無敗という完璧なレコードを誇り、
S.バンタム時代に、ダニエル・ポンセ・デ・レオンを鮮烈な1RTKOで下し初栄冠。
フェザーに上げて、安定王者スティーブン・ルエバノをノックアウトし2階級制覇。
その後も、フィリピンの新星、バーナベ・コンセプションとダウン応酬の激闘、
更に最新の試合では、あのラファエル・マルケスとの打撃戦を制し、無敗と守っています。

タイミング抜群で、硬い、右フックが最大の武器でしょうかねぇ。

しかし、ムタグワ戦での失速と後半あわやTKO負けの大ピンチ、コンセプション戦でもダウン、
マルケスのパンチで大きく泳いだファンマは、決して付け入る隙がない王者でもなさそうです。
右フックに頼りすぎる感、追い足の最中にバランスがおかくなって足の位置がバラバラで
パンチを出す場面も必ず2Rに1回位は見れますよね(笑)あれ、ちょっと格好悪いんだよなぁ…。
それでも最終的には、殆どストップ勝ちしているから凄いんですけどねぇ。
身体の力は相当強そうですし、馬力というか、プレッシャーも凄まじいんでしょうねぇ。

この階級には、前述のガンボア、長期政権ながら色々な問題があるそうで、先日久々の
防衛戦をクリアしたクリス・ジョン、WBCの休養王者には、粟生選手にも勝利した、
曲者、エリオ・ロハス、復調してきているポンセ、ジョニゴン、ホープとしても、
24勝20KO無敗のミゲール・アンヘル・ガルシア、タイにも無敗の選手がいましたねぇ…。
そして長谷川穂積チャンプがいるわけです。

ファンマの対戦相手は誰になるのか…非常に気になるところですが、
ご本人は前の記事にも書いた通り、フィリピン旅行中でしたね(笑)
マニー・パッキャオの誕生日パーティに招かれて、楽しいひと時を過ごしていた様です。

マネージャーのオーランド・ピネロさんが次戦について語っている様です。

ピネロ:
『パッキャオの次戦が決定した様だし、我々の番かな。トップランクとボブ・アラムはパッキャオ戦の交渉で多忙だったから、決定を待っていたんだ。多分来週には、何処で誰と戦うかが分かってくるんじゃないかな。我々としては、プエルトリコを希望するんだけど、もしアラムに別のアイディアがあるなら、それはそれで問題ないよ。全ては金だから場所は関係ない。これはビジネスだからね。』

それにしても向こうの人達は、本当に気持ち良い程、金、金、言いますよね(爆)

そしてトップランクのドン、ボブ・アラムさんもコメントを出しております。

アラム:
『ファン・マヌエル・ロペスの次戦は、4月16日、プエルトリコだ。我々は放映するSHOWTIMEに対戦相手の候補者リストを見せている。カール・モレッティとケン・シャーマンがリストを見て対戦相手を絞っていくんだろう。』

現段階で噂されている相手は…米国フィラデルフィア出身で無敗のホープ、テオン・ケネディ。
16勝7KO1分の選手だそうですが…ちょっと役不足っぽいですねぇ。
ちょっと調べてみよう…。

フムフム…。24歳、身長165cm、リーチ183cm、04年の全米ゴールデングローブ王者!
強そうっすねぇ^^

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いずれにせよ、今後注目のファンマ、記録の為にも情報整理をしておきます^^

1983年6月30日プエルトリコ生まれの27歳
サウスポーのボクサーファイター
身長166cm(小さいですねぇ…!長谷川チャンプより小さいんだな。)
リーチ175cm

10歳でボクシングを始め、2002年のセントラルアメリカン、カリビアン大会代表
2003年パンアメリカン大会代表、2004年アテネオリンピック代表(1回戦敗退)
2000年~2004年までプエルトリコのナショナル王者。
2002年のセントラルアメリカン、カリビアン大会では、アブネール・マレスに判定負け。
マレスには、アマ時代は1度も勝てなかった様です。
アマ総合戦績は126勝24敗。

2005年プロデビュー。
順当にキャリアを重ね、08年7月にダニエル・ポンセ・デ・レオンを下し、
WBO世界S.バンタム級タイトルを獲得。
ジェリー・ペニャロさを含み、5度防衛に成功。
10年1月にスティーブン・ルエバノを7RTKOで下しWBO世界フェザー級タイトルを獲得。
コンセプション、マルケスを相手に2度の防衛中。

30戦30勝27KO無敗 (トータルラウンドは127、KO率90%)

プエルトリコでの人気は相当なものみたいですね。テレビ番組にも多数出演しているとか。
更に他選手が出場するボクシング中継でもコメンテーターとして活躍している様です。

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ポンセvsファンマ FULLFIGHT


ファンマvsルエバノHIGHLIGHTs BY HBO


ファンマvsコンセプション FULLFIGHT


ファンマvsマルケス HIGHTLIGHTS


試合開始時にレフェリーの注意を聞く時、左右にグワングワン揺れるのは、
ポンセ戦からやってたんですねぇ(笑)

チャオ♪♪♪