今年の秋から来年にかけて、
東京都美術館などで
モネや印象派の展覧会が
予定されていますね。
『ミステリと言う勿れ』の久能 整くんも
印象派好きなようで、
ドラマでは、整くんのスマホの待ち受けは
モネの《印象 日の出》でした。
多くの日本人に好まれる印象派。
モネの睡蓮とか、ルノワールの人物とか。
光、風、空気、など
柔らかで暖かいイメージが
心を和ませる気がします。
私は、印象派が特別に好き、
というわけではないのですが、
ちょうど、白金台の松岡美術館で
『モネ・ルノワール 印象派の光』展
が開催されていましたので、行ってきました。
会期は10月9日で終了しています。
私もギリギリ伺えました。
何年か前に、このような本を買いまして。↓
『東京のちいさな美術館めぐり』
この本に記載されている、
美術館を全部巡ろう!と思い立ちつつ、
コロナ禍になり。停滞。
またボチボチ、再開しております。
いやでも、全部は無理かな…。
今回の松岡美術館も
この本に掲載されている美術館の1つです。
館内に入ると、
まずは、大きな彫像が。
ブールデルは、
国立西洋美術館にもありますね~。
エミール=アントワーヌ・ブールデル《ペネロープ》↓
《ミネルヴァ》ローマ近郊出土↑
ほかにも、素敵な彫像たちがお出迎え。
ゼウスさんもいました。
《ゼウス》ローマ期↓
そして、2階へ。
印象派の光はこちらのお部屋から。↑
ピエール=オーギュスト·ルノワール
《ローヌの腕に飛び込むソーヌ》↓
ポスターにも使われている、
目を惹く絵。
小説家、アルフォンス·ドーデの次男君の、
1歳位のかわいらしい様子。
ピエール=オーギュスト·ルノワール
《リュシアン·ドーデの肖像》↓
マクシミリアン・リュス《水浴の女たち》↓
ルイ・ヴァルタ《水浴の女たち》↑
下は、フォービズム(野獣派)の水浴の絵。
同じテーマでも上の印象派と野獣派では
木々も人も違うので、面白いですね。
あら?
私、水浴の絵ばかり写真に撮ってた?
印象派の光は、作品数はそれほど多くなく、
モネ、ルノワール、シスレー、ブーダン、
シニャックなどの作品を追いながら、
印象派→新印象派→フォービズムの
作品たちをサクサク見られました。
他にも展示室がいくつかあり、
古伊万里の部屋、
ヘンリー・ムーアの作品の部屋
などもありました。
中には、
エジプトの出土品がいくつかある
お部屋があり、
《エネヘイ》古代エジプト↑
エネヘイさんの像。
神官の娘さんだそう。
こちらはハガキの写真ですが、
実物は、とても美しく、
静謐な様子に惹かれました。
そのほかにも彩色木棺もありました。
ほかにもガンダーラ仏教彫刻、
中国仏教彫刻の作品たちの部屋もあり。
写真不可ですが、すごく良かった。
バラエティーに富んだコレクション。
最寄駅の白金台は、まったく縁のない、
おハイソなイメージの場所で、
ドキドキしましたが、
また来たい美術館です。
スタッフの皆さまも、とても感じが良くて。
美術館自体が雰囲気の良いところでした。
松岡美術館のサイト↓
上野の森美術館のモネ展のサイト↓
東京都美術館の印象派展のサイト↓
今日もありがとうございます。