5月18日は国際博物館の日だそうです。
主に公共の文化施設・博物館などでは、
常設展などが入場料無料のところも。
(特別展・企画展などは有料のようです。)
と、いうわけで、
台東区谷中にある、
朝倉彫塑館に行ってきました。
こちらは5月18日はお休みなので、
5月16日が入場料無料でした。
ありがとうございます。
でも、普段も一般500円です。
台東区立
朝倉彫塑館
最寄駅:日暮里駅から徒歩5分
何はともあれ、
靴下必須です!
ココ↑重要!
手提げを貸してくれるので、
靴を脱いで持ち歩きます。
お休みが普通の美術館と違うので、
HPなどで調べてからの訪問をオススメします。
先日、「重要文化財の秘密」展で、
朝倉文夫の《墓守》を見て、
興味があるうちに行こうと思いまして。
こちら↓「重要文化財の秘密」展
に展示されていた朝倉文夫《墓守》(朝倉彫塑館)
朝倉文夫といえば、
思い出すのは
《大隈重信》像。
早稲田大学におわす、アノ方ですね~。
思い浮かぶ方も多いのでは?
その朝倉文夫の、
和洋折衷の一風変わった、
だけど、自分の好きをつきつめて
作ったような彫刻家のアトリエ兼自宅。
美術館好きな方はご存じかも。
フランスにある、
ロダン美術館や、
ブールデル美術館みたいな感じでしょうか。
邸宅美術館なんて言ったりもしますね。
大きなハコも良いですが、
こういう美術館は、
プライベート感があって、
より身近に感じられる気がします。
光と影に配慮したアトリエ。
珍しい電動式昇降台があり、天井も高い。
大きな像が並んでいます。
こだわりの書斎は、
本がびっしり壁に並び、
ワタシ的にはテンション上がる場所。
モリソン書庫みたい~。
中庭には、五典の池があり、
大きな石(仁・義・礼・智・信を表す)と
樹木が配置され、
家屋に四方を囲まれた癒しの空間。
清らかな水があふれだす様を見ながら、
しばらくぼーっと
眺めていたい気持ちになります。
ネコちゃん好きだった、朝倉文夫らしく、
ネコのブロンズ像もありました。
屋上庭園から谷中の街を見守っているのは、
《砲丸》の像。
ノートルダム大聖堂の《ガーゴイル》を彷彿させますね。
蘭の間から見上げると《砲丸》が↑
“蘭の間”以外は撮影不可でしたので、
そこに展示されていたネコちゃんの像と、
外観写真しかありませんが、
もしチャンスがあれば、
ぜひ訪れていただき、
朝倉文夫の哲学をじかに体感して
いただきたい素敵な美術館でした。
ハガキ(100円)とネコちゃんのメガネふき(400円)↑
谷中は外国の観光客に人気みたいで、
朝倉彫塑館にも、
たくさん観光客の方が来てました。
この日はやっていませんでしたが、
有名なパティスリー
“イナムラショウゾウ”もありますし、
また訪れたい場所です。
今日もありがとうございます。