0歳児投票権 | 西田 薫のブログ

0歳児投票権

 

 

 

 

X(旧Twitter)でも、

0歳児投票権について、

ご意見、ご質問がありましたので、

改めて申し上げますと、

もちろん大賛成です。

 

 

そもそも日本維新の会では、

維新八策の中にも、

一番目の項目、

「政治改革・国会改革」の中の

選挙制度改革、66番の項目に

「ドメイン投票方式」は

すでに明記しています。

 

 

投票率が低いと云われる子育て世代に

政治への関心を持っていただく、

また、

政治家もそういった世代に

目を向けるきっかけにもなると思います。

 

 

0歳児には判断が出来ない、

とのご意見がありますが、

もちろん出来ません。

当然ながら親が判断します。

 

子どもにワクチンを打たせる時も、

保育所や私学の小学校に行かせる時も

親が判断しています。

 

 

論点はそこではなく、

これまでの政治では、

少子化対策はなかなか進まないためにも

問題提起とする事は大きな意義が

あると思います。

 

 

しかし、

もちろん、現行法では無理です。

 

地方自治法第十八条で

「年齢満18年以上の者」の一部改正

また、

公職選挙法第九条でも同じく

「年齢満18年以上の者」も

一部改正しなければなりません。

 

そして何より憲法です。

 

日本国憲法第15条3項に

「成年者による普通選挙を保障する」

とありますが、

その改正も行われなければなりません。

 

 

もしかして、

憲法改正を望まない人達は、

これがきっかけとなり、

憲法改正議論が進む事に

抵抗を持っておられる方も中には

いらっしゃるかもしれません。

 

 

また、

私は以前から、投票率を上げたいと

思っていました。

 

こういった施策が、

投票率向上にも繋がると思っています。

 

ただ、

強固な支持基盤がある政党等々、

投票率向上を望んでいない方々は

あまり賛成されないのかとも

感じています。

 

 

さらに、

親が、子どもの意思とは違う政党に

投票する事を危惧するご意見もあります。

 

ただそれを云うなら、

認知症を患い、判断能力が

明確ではない方々を、

車椅子等、少し強引ともとれる手法で

投票に来られる光景を目にしますが、

そういった事も問題となります。

 

 

また、

最近、訪問介護施設に、

特定の政党のポスターをよく目にします。

独居高齢者の方を

送迎される場合にも、

公平性が保たれているかも

注視しなければなりません。

 

 

他人になりすまし、

複数回の投票を行うという事が、

X(旧Twitter)では話題に挙がっていましたが、

0歳児投票権の話題を機に、

公職選挙法をもう一度見直す

きっかけにもなればと思っています。

 

 

一つのことだけを捉えるのではなく、

これに関連することは多くあると思います。