大きな一歩 | 西田 薫のブログ

大きな一歩

 

 

本日、9月議会は

前半の採決日となりました。

 

 

衆議院選挙を挟み、

11月から、

決算を含む常任委員会の質疑、

そして12月には

後半議会の採決日となります。

 

 

さて、その本日の本会議では

拉致問題の啓発に係る決議が

賛成多数で採択されました。

 

 

これは、全国初です。

 

 

実はこれまで、

拉致被疑者の早期帰国を求める決議、

意見書は全国でも出されています。

 

 

ただ、

これらは全て政府に求めるものです。

 

 

しかし、今回の決議は、

我々の意思としての

覚悟を示すもので、

外交交渉が出来ない我々

地方議員でも、

政府に頼るだけでなく、

日本の政治家として

覚悟を持った行動をしようと

決意した決議文です。

 

 

本来、提出者は各会派の

幹事長のみの名前が

書かれるものですが、

今回は、

提出者全ての議員の名前が

書かれた決議案でした。

 

 

この決議案には、

提出者80名の氏名が書かれています。

 

 

これが大阪府議会としての

魂を込めた決意です。

 

 

この動きが府内のみならず、

全国に広がっていけばと願っています。

皆さんも引き続き

ご関心をお寄せ下さいませ。

 

 

 

 

 

そしてもう一つ。

先週金曜日の私の質疑ですが、

 

最近、

精神科病院での患者に対する虐待事案、

また、

精神科医による患者への猥褻事案等々、

何かと問題になっている中、

 

これまで、

精神科病院への実地指導に於いては、

府としては事前通告をしてから

病院に行く事となっていましたが、

それではもし、

虐待が行われていたとしても、

発見する事は出来ません。

 

 

そこで今回、

事前通告無しで、病院に対し、

実地指導をすべきだとの

質問をしましたところ、

健康医療部長から、

通告無しで病院に行くとの

ご答弁を頂きました。

 

 

全国でも、こういった対応は

初めてで、

おそらく、

厚労省や、全国の精神科病院でも

驚きだったと思います。

 

 

こちらも

大きな一歩になったと思います。

 

 

大阪府、そして大阪府議会は

しっかりと議論を進めています。

 

 

引き続きどうぞ宜しくお願い致します。