守口市議会の良識、杉本悦子議員さん。 | 西田 薫のブログ

守口市議会の良識、杉本悦子議員さん。

さて、守口市議会の

百条委員会の件ですが、

 

今後全国でも、

もし、気に喰わぬ議員がいた場合、

市長は多数派議員と結託し、

議員に恫喝されたと職員に嘘をつかせ、

その当該議員を多数で議員辞職勧告に

追い込む事が出来るという

「悪しき前例」を築いた事になります。

 

地方議会の良識を揺るがす暴挙が

行われました。

 

 

守口市議会では昨日、

維新市議団に議員辞職勧告決議が

採択されました。

 

 

今回の件のおさらいですが、

西端市長らは、維新市議団が、

市民目線の改革を議会で主張するのが

とにかく、鬱陶しかった。

 

 

そこで西端市長、中村副市長らは、

自民党、守口公明党、

そして労組系(立憲系)市議らと組んで、

維新市議らを陥れようとして

計画した百条委員会…。

 

 

メチャクチャな嘘ばかりの

申立書(公文書)を議会宛に書いて、

すぐに、各メディアに一斉連絡。

 

当然メディアは食らいつく。

 

 

メディアに書かすだけ書かして、

それで汚名を着せる事が出来ると

思っての公文書を利用した悪質な行動。

 

 

ただ、西端市長には大きな誤算が…。

 

 

こちら側が録音しているとは

市長らは思っていなかった為、

とにかく大袈裟に書いてやれ!

という事で嘘だらけの申立書を作成するも、

我々には音声データーがあり、

結果、

それらの嘘が剥がれてしまった事…。

 

 

 

5月22日、

百条委員会の設置が決まった時の

松井代表の記者会見の模様です。

 

https://mobile.twitter.com/news_ewsn_02/status/1263791619527999488

 

 

「保健所から自宅待機を

言われているのに、

従っていなかったとなれば大問題」

 

「役所内でおかしな事があれば

徹底して追及していく」

 

 

全く我々もここが一番大切だと

思っていました。

 

 

そしてその保健所の自宅待機要請を

無視していたというハッキリとした

数々の証拠を提出しました。

 

(一部省略し加工しています。もちろん原本はあり。)

 

府としては、濃厚接触者を自宅待機に

するよう要請しています。

 

 

一方で、聞いていないと言った

古川室長、西岡課長の発信の証拠。

 

明らかに、事実を隠せるとの

思いからの確信犯的な発言だと

誰もが感じると思います。

 

 

 

すると、

自民党水原市議、公明党松本市議ら

西端市長派与党議員達は、

その部分には一切触れず、

保健所の要請には法的拘束力はない!と、

論点を変え、西端市長側の主張を擁護し、

松井代表や私達の主張を

完全否定しました…。

 

 

いや、むしろ各議員は、

職員や市民を守ろうという思いより、

西端市長を守ろうという思いの方が

強かったのでしょう。

 

 

ただ、嘘で塗り固めても無理があり、

よって、あのお笑い茶番劇の百条委員会。

 

 

各議員の尋問に対して我々は完全に答え、

それに対して尋問者側(議員)らは、

詰める事が出来ず、

要は、答弁を引き出せないまま、

結局は、依頼した弁護士に

結論を書いてもらい、それを

報告書にするというお粗末な結果…。

 

加担した各議員の能力のなさも露呈…。

 

 

議事録を見て頂いたら分かりますが、

我々が百条委員会で

完全否定している事を、

その証言をも無視して、

無理やり報告書は作成されています。

 

 

結局は結論ありきで、私達の証人尋問は

一切、必要無かったという事です。

 

 

今回の件、ざっとこんな流れでした。

 

 

 

そして昨日の市議会本会議では、

無理くり作り上げた報告書をもとに、

数の力の暴挙で、

維新市議らに議員辞職勧告を決議…。

 

 

守口市議会の良識はなくなりました。

調査目的の神聖なる百条委員会を

完全に政治利用されました。

 

 

自民党、労組立憲系、そして守口公明党の

馴れ合い西端市長与党の圧倒的多数で、

当初の予定通りの結論になりました。

 

 

 

その中でも、

杉本悦子市議さんだけは、

反対をされ、

そして反対討論までされました。

 

 

共産党の議員さんです。

本来は維新の事は快く思っては

おられないと思いますが、

私的感情ではなく、まさしく是々非々。

 

 

今回、本当に感動しました。

議員とはこうあるべきだと思いましたし、

こうならないといけないと、

改めて勉強させて頂きました。

 

 

腐った市議会に

希望の光を感じました。

 

 

その内容の一部の抜粋です。

正式な議事録が公開されると、

またアップさせて頂きます。

 

 

議員辞職が妥当という結論にはくみしない。

守口市議会初の百条委員会でこの報告書で市民の批判に耐えうるのか。

後世の歴史の検証に耐えうるのか。

感情抜きで公正公平な調査報告書と言えるのか。

70年の守口市議会でこの報告書はどのような評価を受けるのか。

市民から選出された議員に失格宣言するにはあまりにも理由が薄弱。

辞職勧告は断じて行なうべきでない。

 

 

本質をつかれた素晴らしい討論です。

維新支持の傍聴者からも

拍手が湧いたと聞きました。

 

 

 

今回の件、結局は、

西端市長らは、コロナの対応で、

「何もしない、出来ない市長」と、

多くの市民の皆さんが批判されている中、

その批判の矛先を変える為に、

百条委員会の設置だったと思います。

 

 

しかし我々はこれで終わりません。

市民の皆さんを守る為の戦いは

これからです。

新たなスタートを切れた気持ちです。

 

 

ただ、まずは来月に迫った住民投票。

これに専念します。

 

 

引き続き頑張ります!