長文ですが私の証人尋問の模様です。 | 西田 薫のブログ

長文ですが私の証人尋問の模様です。

昨日の百条委員会の証人尋問、

新聞にも取り上げられていました。

ただ、二社だけでした…。

 

 

記憶を元に書きますので、

質疑応答の一言一句は違いますが、

ご了承頂ければと思います。

 

 

その前に、事の経緯を再度、

ご説明いたします。

 

4月4日、市役所職員に陽性反応。

4月8日、同部署から2人目の陽性反応。

 

そんな中、市議団のところに、

同じ部署で2名の陽性反応が出ている中、

周りの職員は自宅待機になっていない、

この状態で大丈夫か?と、

市民の皆さんからの連絡を受けた市議団は

危機管理室長と、担当課長に連絡。

 

 

上記2名の守口市幹部職員は、

保健所からは自宅待機の要請は一切ないと

市議団に説明。

 

 

それを受け、

市議団から、保健所の対応は

それでいいのかとの連絡が入り、

私は府に確認。

 

 

すると府保健所は、

同部署(8名)全員の自宅待機を促し、

特に9日には強く要請したと回答。

 

 

再度それを市議団に報告をし、

市議団も再度、

市担当者に確認すると、

「そもそも保健所とは会ってもいない」

「聞いていたら当然従う」と説明…。

 

 

その事を再度、府に確認すると、

「こちらは記録を取っている。間違いない」

 

 

実はこういったやり取りが続いていた為、

府と市と市議団と私とで、

4月16日、話し合いの場を持ちました。

 

 

特にこの16日は緊急事態宣言が

全国に拡大される日でもあり、

日本中が、

感染拡大を危惧していた時でした。

 

 

全国を見ても、大津市では、

11日に職員1人に陽性反応、

更に13日には2人目の陽性反応、

そこで大津市は120名の職員を

一斉に自宅待機に。

 

 

また、少し前の9日には、

兵庫県警では、警察官1人が感染し、

濃厚接触の疑いがあるというだけで

100名の署員を一時帰宅させていました。

 

 

そういった中、守口市では、

保健所からは何も聞いていない、

そもそも保健所とは会ってもいないと、

市の主張が全く違っていた事から、

 

このままでは、職員の健康と命、

そして市民の健康と命は守れない、

早く、この論争に終止符を打ち、

しっかりと危機管理意識の向上、

危機管理体制の再構築を図らないと

いけないとの思いでした。

 

 

そして16日の保健所内での話し合いで、

保健所次長から、危機管理室長に対して、

 

私と会っていないと言われているようですが、

お会いしましたよね?

 

その時に危機管理室長は、

私が、自宅待機が望ましいと

お話した時、給与計算等で

業務が多忙なので、

なかなか全員(8名)の自宅待機には

難しいとお話されましたよね?

 

と、確認すると、初めてその事実を

危機管理室長は認めたわけです。

 

 

結局は、守口市の担当者らは、

給与計算等が忙しいという理由で、

保健所から同部課全員の自宅待機の

要請など聞いていないとし、

会ってもいないとしていたわけです。

 

 

最終的には、

市の上司からも謝罪があり、

これからは保健所の要請は

しっかり守っていきますと約束して

問題は解決されました。

 

 

ところがです!

 

5月に入り、西端市長から突然、

市職員は我々から恫喝を受け、

何度も呼び出され、机を叩きながら

市職員を精神的に追い詰めた、

だから維新議員を処分して欲しいと

百条委員会設置を求めました。

 

 

更に市は、給与計算等の業務多忙で

出来ていなかったと言っていたにも

かかわらず、後付けで

「厚労省の定義」を持ち出し、

強制力はないので、

保健所の話は、次長の単なる私見と

認識していたので「嘘ではない」と、

今度は開き直ったわけです…。

 

 

先週の市職員に対する証人尋問では、

百条委員会の委員達は、

恫喝されてさぞかし怖かったでしょう?

長時間拘束されて大変だったでしょう?

と、誘導尋問の数々…。

 

 

まるで市長とグルになって、

維新市議団や私を悪者に断定するような

質問ばかりで終始行われていました。

 

 

 

ここから昨日の私の証人尋問の内容です。

 

 

労組系の高島市議から。

職員は精神的な圧迫を感じたと言っている。

それに対し私は、

嘘をついてそれがバレないだろうかと

心配している心理状況であれば、

例えば飲み会等に誘ったとしても、

嘘を付いている人は、

常に心理的圧迫感は持っている。

話し合いの場に来る前から

嘘がバレないだろうかと

精神的圧迫は感じていたので、

我々が圧迫したのではない。

 

 

その後の他の議員からも同趣旨の質問。

 

 

 

次に共産党の杉本市議。

中立に立った質問だったと認識しています。

詳細はまた議事録が出来ればアップします。

 

 

 

次に維新を辞めた竹嶋市議から。

府議の立場で自宅待機を命令すると

市職員は従わなければと思う。

それに対して私は

そもそも命令はしていないし

私には人事権はない。

 

その答弁の直後、

突然、委員長〜暫時休憩を!と発言。

「音声データーを流して下さい」と。

 

てっきり、

自宅待機命令をしているじゃないか!と

詰め寄る再質問かと思えば、

全く違う次の質問に…。

 

 

随分と緊張されていたのでしょうかね。

 

 

そしてその音声データーは

保健所内での話し合いのシーン。

 

再度、竹嶋市議から。

机を叩きながら、話しているではないか。

それに対して私は、

これは叩いているのではない、と

ジェスチャーで示すと

その後の反論は無し。

 

 

委員会室では、各紙新聞社の方も

来られており、

その音声は傍聴者の方含め全員が

聞かれましたが、

今朝の新聞には全く報道もされていません。

 

 

もし、本当に大きく机を叩き、

恫喝、威圧していたなら、

全紙取り上げていると思いますし、

きっとワイドショーでも流されていると

思います。

 

 

これを

「机を叩きながら」と証言した市職員。

また、

「机を叩いている」と質問した竹嶋市議。

メディアも取るに足らないとの判断です。

 

 

 

次に公明党の松本市議。

ん〜、あまり核心をつかないというか、

調査事項と関係のない質問でした…。

議事録が公開されたらアップします。

 

 

 

次に自民党の水原市議。

元々市民の相談となっているが誰か?

それに対して私は、

個人情報で言えるわけがない。

 

更に、

厚労省のガイドラインは知っているのか?

それに対し私は、

当時は知らなかったが、しかし、

危機管理意識とはそんなものではない。

感染拡大が危惧されている中、

大津市でも、兵庫県警でも、

コロナを甘く見ずに対応している、

政治家として、危機管理意識が大切だ。

 

更に更に、

1万件以上のTwitterの反響とあるが事実か?

それに対し私は、

事実だ。

証拠はあるのか?

ある。

その当時のインプレッションの

表示でいいですねとお尋ねすると、

えっ、何ですかそれ?教えて下さい…、

という驚く始末に…。

 

Twitterをよく理解されずに

質問されたのでしょうかね…。

 

 

 

次に福西議員。

正直、あまり覚えていません…。

 

というのは、これまで、

何度も職員を呼び出した、拘束した、

という前提で、委員会の各議員は

質問に終始していました。

 

それに対し私はその都度、

そもそも職員が嘘をつかず、

保健所からの要請はあったが、

給与計算等大変なので、

要請通りにできないが、しかし、

しっかりと感染拡大防止に努めるって

市議団に言っていれば、

何度も話し合いをする事や、

保健所での話し合いの場も

必要が無かった訳です

 

 

それを幾度となく答弁していました。

 

 

ところが福西議員の質問の際には

「理由はともかく」が質問の頭に

何度も付いていました…。

正直私は、

そこばかりに気を取られていました。

 

一体この人、何言ってるんだろう…って。

 

 

そこの部分が一番大切な事なのに、

「理由はともかく」って…。

全く理解できませんでした。

 

 

これなら多分、理由はともかく、

職員を何度も呼び出し、拘束した、

よって、業務妨害に該当する、と、

もう、結論が出来ているような、

強い違和感を覚えました…。

 

 

 

例えは非常に悪いですが、例えば、

社員が職場のお金を盗んだ。

それに対し上司は、その社員を呼び出し

正直に言いなさいと言っても、

なかなか言わない。

最終的に防犯カメラの証拠を出し、

本人が認めた場合に於いて、

 

「理由はともかく」何度も上司に

呼ばれ、その社員の業務を停滞させた。

 

って云われると果たし皆さんどう思いますか。

 

分かりやすく説明するとこんな感じです。

もちろん職員と議員の関係は

上司、部下の関係ではありませんが。

 

 

 

さて、

もし、我々が重大な違反をしていたら、

昨日はテレビ局も来ていたと思います。

 

 

そして、今朝の各紙の新聞にも、

維新府議、職員にパワハラ!って

大々的に報じられていると思います。

 

 

維新議員が正しければメディアは伝えない。

維新議員に不正や疑惑があれば、

大きく報じる…。

 

 

こんなものでしょうね…。

ただ、今回は毎日新聞さんは

まだしっかりと報じて頂いたと思います。

 

 

今月末あたりには、維新市議団への

尋問が開かれる予定です。

 

またご報告させていただきます。

 

 

長文を最後までお読みいただき、

ありがとうございました。