これが現実か…? | 衆議院議員 西田 薫 ブログ

これが現実か…?

 公明党のホームページによると、

東京都議会では公明党が提唱し、

議員報酬削減を実現したと

書かれています。

 

 

また、

つい2ヶ月前に行われた参院選では

突然公明党は、「身を切る改革」を

訴えられました。

 

 

当時のニュースを読むと、

国会議員の報酬10%をカットする、

というもので、この数字は、

党内議論の積み重ねではなく、

山口代表のトップダウンだったと

報じられています。

(朝日新聞デジタル)

 

 

いずれにしろ、

これが事実で、また実現するなら

素晴らしい事です。

 

 

しかし…

 

 

昨日の21時、

守口市議会9月議会が終わりました。

 

 

大阪維新の会守口市議団は

6月議会に続き(反対多数で否決)、

今回も議員報酬20%の削減案を

提出しました。

 

 

(6名だった維新ですが今議会から

2名抜けられ、4名になっています。)

 

 

すると驚く事に、

守口市では公明党の議員団は

報酬カットに反対されたようです…。

 

 

7月の参院選で党の山口代表は、

率先して身を切る改革をしますと

街頭でお約束されていましたのに…。

 

 

党代表の思いを無視されたのか、

もしくは、

当初から選挙前だけの

ウケ狙いだったのか…。

 

 

また、それらを審議する委員会では、

「20%削減の根拠は何か!」

と詰め寄り反対派の急先鋒だったとの

報告も受けました。

 

 

もう一つ、驚く事に、

つい先日まで同じ会派だった議員が

(今回は敢えて名前を伏せますが)、

20%の根拠について一番最初に

しつこく質問し、最後には

「正直20%はなかなかキツい」って

言ってしまうような始末に…。

 

 

6月議会ではその人が、維新を代表し、

20%削減の提出をしていたのに…。

 

 

まぁ、それは今回置いておいて、

国政の公明党と地方の公明党との

大きな違い…。

 

 

国政の公明党も大丈夫って?

思ってしまいます。

 

 

 

自民党が公約を反故にしたなら、

メディアは一斉に叩く事でしょう。

 

 

維新が公約を反故にしたなら、

メディアも反維新の皆さんも一斉に

維新を叩くでしょう。

 

 

立憲民主がメチャクチャな事をすると

メディアはダンマリですが、

ネットでは批判が集中するでしょう。

 

 

しかし、公明党の話しとなると

なぜか皆さん叩かないし伝えない…。

 

 

先日の維新の会府議団の総会で、

四條畷市選出の橋本府議が、

「四條畷市でも大東市でも

公明党は議員報酬削減に反対した」

と声を荒げて報告していました。

 

 

そうなんです!

みんな声をあげなきゃいけないんです。

公明党を支援されている方々に

この事実も知って貰いたいと

思っています。

 

 

特に

公明党が出てきていない選挙区の

議員さんや首長さんは

選挙での応援を

期待しているのでしょうか、

なかなか発信しない…。

 

 

ダメなものはダメ!

ハッキリと言っていかなきゃ。

 

 

批判合戦の政治は

よくないと思っています。

 

 

しかし、

これは議員が堂々と議会で

示した賛否の態度です。

政治家ならその自覚と責任を感じ、

行動しているのもだと思っていますから。

 

 

61万2千円。

守口市議会議員の月額議員報酬。

1円も削減する事なく、

またもや否決。

 

 

純粋に、そして熱心に

応援されている皆さんや、

支持団体の方々から見ると

一体どう映るのでしょうかね…。

 

 

やらない、やれないなら

言わない。

言うなら、ちゃんとやる。

 

 

ただ、それだけです。

 

 

次は期待しています。