集めてた小物ある?
▼本日限定!ブログスタンプ
あります。
中途半端にしていたものばかりですけれど。
集めたいという意識で所有していた物の最初の記憶はグリコのおまけ。
食玩のルーツですね。
丁度この辺り
がドンズバでハマっていた頃です。
凄く楽しかったのですが、惜しむらくは日常の小物フィギュアを集めて並べても日常空間が再現できない事。
一つ一つは再現度が高いのですが、それぞれがおまけ箱のサイズありきの大きさで統一した規格が無い為に冷蔵庫と飲料ボトルの大きさがほぼ同じと言う解消できないジレンマが発生していました。
その後はゴレンジャーのソフビと超合金。HELLO KITTYのドールハウスサイズのテーブルウェア。
KITTYのお皿は多分陶製だったと思うのですけれどちゃんとした焼き物だったところにぐっと来ていました。
根気良く集めていた最後のアイテムは1990年代のビックリマンシールですね。
グリコの話でお分かりの通り、そんなものに夢中になっていい年齢はとっくに過ぎていたのにも関わらず集めていました。
一時期はコレクションに熱を上げた子供がシールコンプを目指して食べきれないチョコを廃棄する事が社会問題になっていたビックリマンでしたが、私が集め始めた頃そんなブームはとっくに終っていました。
ビックリマンチョコでは丁度スーパーゼウスvsスーパーデビルで始まった最初の天使vs悪魔シリーズが終わる直前でした。
そこから集め出したとて今更全てをコンプリートする事は出来ない筈でしたが、その同時期にビックリマンアイスと言うアイスバーのおまけとして復刻シールが第一弾から再配布され始めていたところでした。
アイスの出現で全シールコンプの目が出てきた為ついアイスにも手を出してしまい、チョコを箱買いする一方で、アイスの方も1日3本のペースで買い貯めて冷凍庫をパンパンにする日々を送っていました。
アイスは早朝、近くのコンビニへ買いに行くのがルーティーン。
その日も朝まだき、人の気配ない道をアイス―ではなくアイスに封入されているシールを手に入れるべくコンビニへ向かって歩いていました。
ふと行く道の5m程先を見るとアスファルトに四角く光る何かが落ちています。
その光り方にもしやと思いましたが、近付けばそれはやはりビックリマンシール。
表面の光沢は復刻盤のそれ。アイスのおまけです。
お守りシール。まだ持っていない。
誰が落としたのか捨てたのか。
分かりませんけれど、もう完璧に拾うつもりでした。
ネコババです。
でも、でも、いいじゃない。シールだよ。アイスのおまけだよ。
何時間ここに落ちてるかわからないよ。風が吹けばどこかへ行っちゃうような、交番に届けたとしてもお巡りさんの面倒が増えるだけのものだよ。逆に「ビックリマンシール落としました」って警察に届けを出す人居る?居ないって。
そんな子供の言い訳で頭を痺れさせ、歩くスピードを変えず、人の気配が無い事をさり気にチェック。、車の排気音に耳を欹て、シールまであと一歩と言うところで素早くしゃがんで万一の風で吹き流されないように両手でシールを確保。
さあ、後は素早く立ち上がってゆったりと満ち足りた表情でコンビニへ向かうだけと、シールに爪を掛けた瞬間―、気付きました。
シールが道路に張り付いている事に。
明らかに意図を以って張り付けられている事に。
先に一度書いておりますが、私はその時ビックリマンシールに現を抜かしていていいような年齢ではとっくに無かったのですよ。
orz
身も心も全くこの文字通りになる事ってあるものなのですね。それも街中で。
その後、私のシール集めはアイスキャンディが辛くなってきた秋口から徐々に滞り始め、木枯らしが吹く頃にはそんな趣味があった事さえ忘れるくらい過去の思い出になっていたのでした。
最後、小物とは全くかけ離れた痛い過去恥部話になってしまいましたが、3月2日は3(ミ)2(ニ)チュアの日。
BMWがMINIの販促に絡めて提案したものだそうです。
外国企業の語呂合わせ記念日。一瞬、意外~と思いましたけれど、まあ日本で働いていらっしゃる方々は粗方日本人でいらっしゃると言う事ですよね。
