昨日、農業関係のお仕事をされている友人と食事しました。
そこでの会話で聞いた話なのですが、
農業関係は、地域密着型がほとんどなので、
これから、どんどん先細って行くだろうとのことでした。
これは、既存の農家がすでにほぼ高齢の方ばかりだいうのが主な原因です。
現在の農機具屋などは、もちろんその既存の農家の方を相手にお仕事されています。
この農家がこれからどんどん減っていくというのです。
後継ぎがいないことや、農業自体の需要が減少していること、
それらに伴い、次第に農家は減少していく。
各農機具関係の会社は、その波を受けて、同時に会社をたたまざるをえなくなる。
農業関係の業界は、農家も農機具やも両者が比較的高齢な方たちで構成されているので、
これからの農業の未来についても、
積極的な対策はとれていないので、消極的な考えが多いようで、
流れに従うしかない雰囲気が強いらしいのです。
友人は、もちろん若いので、そういった業界の流れに危機感を感じています。
しかし、それと同時に、
彼らなりの対策を考え実行しようと計画もしているようでした。
彼の会社では、すでに、インターネットでの農機具の販売を始めており、
上々の成果を上げているようでした。
彼は、その分野での売り上げを伸ばすことのみならず、
農家の仕事まで、代わりにやるところまでを総合的にやっていかなければならくなる
とも語っていました。
私は、話を聞きながら、
ふと自分の取り組んでいることや、その分野についても考えていました。
鍼灸院や、その他の治療院などは、
まさに、その高齢者や、何かしらの悩みを持った方々がお客様である業界なので、
分母の部分については、おそらく農業ほどのマイナスにはなって行かないと思います。
しかし、分子の部分、ライバルの数がうなぎ上りに増えているので、
そういった面では、
各1店舗ごとの割合はどんどん少なくなっていく計算で間違いありません。
不景気も相変わらず続いてますので、金銭面では
この業界も、厳しい状態は続くことでしょう。
しかし、緊急性の高い悩みが比較的多いので、
効果が保証されていれば金額にかかわらず、
お客様はあなたの鍼灸院を選んでくれるに違いありません。
こんな時こそ、
新たな発想と、確実なサービス
そして、次世代ツールの有効活用が必須となってくるのです。
次世代ツール…かつてはインターネットも次世代でしたが、
現在では、現代ツールですよね!?
しかし、ネットを利用したソフトはどんどん更新されていっています。
現代ツールとなった今であるからこそ、
ライバルに負けることなく、
有効に利用し、ご自身の集客につなげていく必要がありますよね。
農業の業界では、インターネットもまだまだ未開拓部分が多い次世代ツールそのものです。
業界や現状が違うとはいえ、
ネットでの集客がこれからますます重要になっていくと
しみじみと感じさせられた一日となりました。