一般的には、今回のペンギンアップデートのペナルティ対象に
サテライトサイトからの自作自演リンクもなるのではと様々なところで言われていますが
これは、やはりサテライトサイトの各々の定義によって変わってくると思っています。
サテライトサイトと聞けば、SEO対策に利用するものとお思いがちですが、
それに限ったものではありません。
結果として、サテライトサイトとなっている。というような流れがある場合
すなわち、もともとはそのサイトが伝えたい情報のメインサイトであったが、
のちに新しい様々な情報が生まれてくるような現在の社会では、
情報が少し古くなってくるようなことは往々にして起こります。
そこで、更新ではなくリニューアルをするために、新しくサイトを立ち上げた場合など、
保有するサイトが複数存在するという状態になりますね。
そこで、この二つのサイトを結びつけ、新旧の情報を提供できるようなシステムの構築を図る。
これらの作業が、2つではなく3つ・4つ・5つと増えていったらどうでしょう?
各サイトの情報が有益なものであって、それがつながり情報の選択や整理が可能になる。
これなら評価されるべきリンクであるということができます。
がしかし、
このようにすべて自分が作ったサイトから、
最新のメインのサイトへのリンクを送っているという構造が
上記で説明したような、サテライトサイトからの自作自演リンクと判断され、
ペナルティを受けてしまうとなれば、これは逆に問題ですよね!!
ですので、今回対象とされた、「サテライトサイトからの自作自演リンク」のさすところは、
まさに、SEO対策のみのためにつくられたサテライトサイトからのリンクが問題であるはずで、
一般ユーザーの有益になるようなリンク構造のための自作リンクは『自演』には含まれないと理解しています。
ですので、各サテライトサイトにひとつひとつ有益な意味をもたせ作っていくことが重要で、
単なるSEO対策に利用するだけのサテライトサイト作りはこれからは無意味になるということですね。
サテライトサイトという言葉や、仕組みについてはしっかり理解しておき、
それらを逆に有効に利用できる方法を考える。
今回、ペンギンアップデートが行われている本当の意味をしっかり理解して、
その特徴を逆に利用していけるようになっていくことこそが、
一般のユーザーからも検索エンジンからも喜ばれるサイト作りになっていくと思うのです。