巌流島の決闘

があった地に行った翌日のこと。
10月5日(水)。
私は北九州市が小倉へと渡ります。

朝サクッと用事を済ませたあとに
小倉駅徒歩数分の場所に行きます。


A級小倉劇場

画像は夜だけど朝行きましたよー。
何気に初めて行く劇場でしたが
迷わず行けました。

と、劇場入り口に着くと知ってる方とバッタリ!
遠方の地で関東の方とお会いすると妙な安心感出ますね。
この時点でアウェイ感がなくなりました。

いい席は狙っていなかったので
開場まで付近を散策したり
酒呑んだりしていました。

開演30分くらい前に戻ってきまして
検温と消毒後にテケツで早朝料金の4000円を支払って入場。
実はある方から割引券もらっていたんですが
特に問題なく開演前に間に合ったので使用せず。

階段昇ると、広めのロビーがありました。
飲酒はロビーでは可能で、劇場内ではダメな模様。
持ち込み不可。

場内に入ると
ミラー張りのそこそこ広いステージがあり
花道があって、回転盆があって
その先に若干の花道が突き出してるという構造。

客席は回転盆を囲うようにある席
突き出した花道から斜めに扇子型に
映画館にあるような連続する座席がありました。
比較的、どこからでも見やすい印象。

個人的には、回転盆よりも
この映画館のような椅子が楽だったのと
全体を見渡しやすかったですねー。


劇場の壁には
過去の公演ポスターが掲示されており
舞台向かって下手側に綺麗なお手洗いがありました。

外出可能で制限時間は40分だったかと。
都度、スタッフさんにいえば外出券がもらえます。
デジではなく、1枚1000円のポラロイド撮影でした。
なお1回の撮影で10枚買うと……?


開演前には
ミカドやTUのようにアレな映像が流れていましたよ。
開演寸前に取っ払って緞帳がひらきました。

この日は平日の割に混んでいました。
明らかに遠征客が多かったような?
開場前にお会いした方以外にも紳士な方ともお会いできましたしねー。



今回の香盤は以下の通りです。
※敬称略
1 箱館 エリィ(初来演)
2 mico
3 金魚(初来演)
4 浅葱 アゲハ
5 宇野 莉緒
 


何気に金魚さん初見。
そして、2018年7月結DXK以来のミックス館のため
ロック座所属の踊り子さんたちを観ることができました。

鈴木 ミントさんを観たのが最後だったので、新鮮でしたー。


13時になって場内が暗くなって
開演前のアナウンスが流れます。
華のトップステージを飾ったのは初来演の箱館さんでした――。



■感想

字数オーバーした関係で
何度か観たor10中でも観る演目は要点のみ記します。

[1]箱館 エリィ さん

演目は3個出し。

①『スウィングがなければ意味がない

初見が8月中のミカドで観たもので、
私が観劇再開時最初の演目がこれでしたねー。

スタンダードな演目で
昭和レトロな小倉の照明の色合いが合うと思いました。


②『ヒカリエ

こちらはロングスパンで観ている演目。
ミラーボール複数から照らされる光が煌びやかな星々のようでいいですねー。

回転盆で観ると
星が自転してるようで盛り上がりが増した気が。


③『炎のファイター

初見の演目。
ある意味、タイムリーだと思いましたね。

34900人の観衆の前で、連戦連敗街道を突き進んできた
覆面レスラーが登場!
たぶん、ヒール役ではない?

ももク〇も新日●関係でしたっけ?
オタ芸チックなところが面白いですねー!

「くそ~、次こそは勝ってやるぞ!」

雪辱を誓うべく特訓開始。
ここからは筋トレ。
ひたすら筋トレ!

トレーニングって大事ですよね。
筋肉は大正義!
変態仮面思い出しました……。
 
勝敗の行方は……。
以降は昭和の巌流島の決闘の勝者を思い出す胸アツな感じでした。



[2]micoさん

ムードメーカー的な方だと思いました。

演目は3個出し。

①『352

②、③からこちらと判断。
1曲目の和訳で大工たちの『世界の頂点』はよく聴いていたんですよね。
このアーティストは発音がいいので英語の勉強にいいと。
ゆったりとしたダンス。

ベッドが真骨頂で
アイドルアイドルしているのが
キャラクター性にマッチしていると思いました。


②『ちゃいぽ

新作。
身なり的にも
曲的にもチャイナテイスト

底抜けに明るいチャイナって感じで
観後感がよかったです。
ベッドの陽気なところがすっきりとするというか。


③『ハロウィンfamico

詳しくは別項で書きますが
famiの意味はそういうことか!
私だったら、たぶんそのレジにあえて並ぶと思います。

その後はハロウィン仕様っぽいので
通常時がどんな感じになるのか気になりますねー。

ジャックランタン片手に
かわいいウィッチにいたずらされるなら本望ではないでしょうか?



[3]金魚さん

初見。
演劇系で興味深かったです。

演目は4個出し!?

①『デビュー作

②~④を観た後だと
この演目だけ毛色が違うように思えます。
なるほど、デビュー作だったとは!

無機質な感じに踊る一方で
激しいお鍋時の表情変化にギャップを感じました。



②『おやすみちゃん

ストーリー性のある演目。
たしかにわかる気がしますね。

朝目覚めて
胸躍りながら出掛け
楽しい一日過ごすも
何もなく終わるさびしさ。

募る思いってあると思うんですよねー。
ベッドはそういう複雑性があって
想像力を掻き立てさせるところがあり
個人的にはこういうお鍋は好きですねー。


③『Drunken Rabbit

タイトルのお店に在籍するキャストとスタッフで
バニーガールのセクシーさ
3Bの一つバーテンの本格的なカクテルシェイク

この二つが特に見どころ。

ちなみに3Bはバーテンと美容師、バンドマンといった付き合ってはいけない男性のことです。

手紙の演出がにくいですねー。
あと禁酒の状態の場内でお酒飲みたくなりました。


④『この海に居たい

ウミウシの演目はこちらか!
深海でゆらゆら揺られてるような神秘性がありました。

ベッドが印象的で
最初は静かだな、思って気付けなかったけど
まじまじと見て一気にゾクっときましたよ。
昔、教育番組もしくは生物の授業で映像として観た光景を目の当たりにしたもので……。
生物の営みか……。



[4]浅葱 アゲハさん

演目は3個出し。

①『Tempest

周年作。
題材はシェークスピアか。

復讐に駆り立てられた魔術師
そして天を駆ける妖精

小倉のような横に空間が広いところだとエアリアルがいいですね。

ちょうど現在放映中の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を思い浮べるんですよね。
リンクしているところがあるんですよ。


②『Gatsby

実はみたことがなかった演目。
映画が原作。
だいぶ前の作品でアップデートで最新Ver.になった模様。
初期から観たかったですね……。

サーカスのような派手さがあり
ノリのいいダンスが展開され
エンタメ性が高いな~、と思いました。
最後の盛り上がり方とか、スカッとします。


③『Turrandot

8月中のミカドで観た演目。
改めて朱色の傘とティシューに中華風である一方
曲を聴いてると洋風。

和洋折衷ならぬ中洋折衷といった感じがしますね。
シルクロードをつなぐ先々って表現したらいいかな?



[5]宇野 莉緒さん

男性的なカッコよさと女性的なかわいらしさを兼ねそろえた不思議な方でした。

演目は2個出し。

①『 16

後の推測からこの演目かと?
最新作の模様。

かわいらしい振り袖衣装&ボカロの曲を用いていますが
キレキレな舞い。
ギャップがありますねー。

ベッドを観ると
スリムできれいだなーと思いました。


②『 RIOMETAL2

タイトル通りメタルな演目。
2ということは1があるということで
どう違うのか気になりますねー。


メタルに乗って激しく踊り狂う感じが
ライブハウスに来てるかのような気分になりとても楽しめました。

メタルやってる人がやりそうな振りとかいいですねー。

盛り上がる演目で爽快でしたよ!



■フィナーレ

香盤順に踊り子さんが紹介されました。
これは他の劇場でもありますが、
ここからが違いました。

アトラクションと呼ばれる面白い催しが始まります。
たぶん20分くらい?


最初はPプレ
1回目と3回目は普通に踊り子さんが投げました。
争奪戦が展開されるアレですね~。

2回目は各踊り子さんがじゃんけんして勝ったらもらえるという
公正かつ平等な勝負になりました。
ここでじゃんけん3連勝する猛者がいてビックリ!
Pの女神に愛されてますね……。

実は3回目で一つゲットしたんですが、
隣の人にプレゼントしました。
話を聞くと、今回が2回目の観劇だったようで喜ばれていましたよー。
合ポラとか諸々されていました。


次は無料招待券を賭けたじゃんけん大会!
ゲットしたかったんですが、残念ながら全敗……。


その次は合ポラでした。
踊り子さん全員と撮れるという。

2回目だったと思うのですが
micoさんが「好きなおにぎりの具は?」と場内に質問されていた。
私はからあげ派。

micoさんは明太子だったという。
九州だと辛子明太子とか有名ですよね~!


それから、募金が行われました。
小銭全然用意していなかった……。


最後にパチンコが行われて終了。
珍しい!



観劇後はホームラン食堂へ

一杯!
サッポロ派としてはうれしい。

ハイボールや名物の唐揚げ、カニクリームコロッケなど。
晩杯屋のように安い居酒屋でした!


〆に炭水化物ということで
資さんうどん

ビールにかしわおにぎり!
ここもサッポロという。

一番人気の肉ごぼ天うどんを!
あっさりしていて飲みやすいスープで
毎日食べても問題ないくらいですねー。



A級小倉劇場。
レトロな感じの照明が昭和感あっていいですね。
機会あればまた行きたいですねー。



お読みいただきありがとうございました。