政府予算事業、全5000件をデータベース公開へ…「見える化」で効率化や無駄削減目指す【読売新聞】 | 投票率100%を目指して!! 市民活動「選挙に行こう会」

政府予算事業、全5000件をデータベース公開へ…「見える化」で効率化や無駄削減目指す【読売新聞】

政府は、約5000ある国の全ての予算事業データベースDBし、9月にもウェブサイトで一般公開する。各事業に固有の番号を振り、支出先や執行率などを国民が簡単にチェックできるようにする。事業の「見える化」を進め、過去との比較やデータ分析をしやすくし、予算の効率化無駄の削減も目指す。

内閣官房の行政改革推進本部事務局は、今年度から予算の無駄を点検する「行政事業レビューシート」のDB化に着手している。レビューシートは各府省庁が事業名や概要、予算額や執行額などを入力するもので、DBでは2021年度以降の各事業を管理する。

新設するサイトではこのDBを公開し、加えて検索機能も充実させる方針だ。

キーワードや予算規模から、該当する事業を検索できるようにする。各府省庁や担当課ごとの予算支出をグラフで可視化することも検討している。

全予算事業を巡っては、これまでも毎年度、各府省庁がホームページでレビューシートを公開してきたほか、行革事務局も表計算ソフト「エクセル」の一覧表を公開していた。

ただ、いずれも継続事業が分かりにくかったり、半角・全角など表記のズレで検索できなかったりする課題があった。

これらを解消するため、DB化の導入に向けては表記を統一するほか、各事業にそれぞれ6桁の固有番号を振り、継続事業は番号を変更せずに管理する。これにより、継続事業の名称が変更されても容易に経年変化を把握できるようになる。

政府はEBPM科学的根拠に基づく政策立案)を進めており、予算事業でも見える化を推進する。複数の省庁で類似する事業も可視化されることから、効率的な予算編成や執行につながることも期待される。

政府の予算編成は、毎年8月末までに各府省庁が概算要求を行い、財務省の査定を経て年末に閣議決定するのが通例。9月に公開することで、25年度の予算編成にも反映させたい考えだ。


主権者である我々国民に全ての予算事業を一般公開する事は当然の責務です。

しかし、せっかく情報公開しても主権者である我々国民が見る事も無く見ても理解が出来なければ意味が無いので、きちんと政治を学び政治の見識を持って政治を指揮監督をして、選挙で評価を下すべきです。