蝉時雨 | 風の向こうへ☆ from いぬこ

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私の日常不可欠なもの。
嵐。文房具。ボーダーコリー。自然の中のいろんなもの。

胸に溜まった想いや日々のつれづれをゆるりと綴っております。
嵐情報は遅いです。情報収集には向きませんのでご了承くださいませ~。

駅のホームの横の薮からセミの声が響いてる。

誰が名付けたのかはわからないけれど「蝉時雨」とはよくいったものでこの季節、あちこちでセミの鳴く声が絶え間なく降りかかってくる。


昨夜遅く、みずがめ座流星群の流れ星が見えることを期待してベランダに出て空を眺めていたら遠くからセミの声が聞こえてきた。
線路脇の空き地の雑木あたりからだろうか。
しかも一瞬寝ぼけた勘違い的な鳴き方ではなくずっと鳴き続けている。

夜はセミも静かにするはずなのに。

はず だと思ってた。

けど、調べてみたらここ数年の気温や環境の変化で暑く明るくなったことに昼夜がわからなくなったセミが鳴くこともあるんだってね。
しかしそれでもアブラゼミやミンミンゼミ、ヒグラシなどがほとんどだっていうんだけど。

この辺りで主に生息しているのはアブラゼミとクマゼミで、昨夜草木も眠るはずの丑三つ時にシャンシャンと響いてきたのはどう考えてもクマゼミの声だった。

亜熱帯の国ではセミは夜に鳴くという。
セミ世界の 常識 も変化してきてるのかな。



うちの家の横にセミの脱け殻が落ちていたけど、6年もうちの狭い小庭で眠っていたんだろうか。
「知らず知らずのうちに」そのセミの命を救っていたら私の部屋にあるポスターを見て、にのちゃんの姿で現れてくれる?

メープルシロップ、買いに行かなくちゃ!


…あ、でも。
セミオトコが虫が苦手なにのちゃんの姿になるっていうのはどっちにも申し訳ない気分。

7日間も、ね。