夏、この時期といえばペルセウス流星群。
今年の極大は8/13の15時だから今晩から明後日の晩にかけてが流れ星を見るチャンスなんだけど。
大阪はあいにくの曇り空
しかも天気予報では14日までしっかり曇り/雨
の予報なんだな。
昔から、星を眺めるために空を見上げることが多かった。
実家は北に向いていたので帰宅して門を閉める時にはちょうど北極星が目に入った。
惑星がいくつか並ぶと聞いた時には目覚まし時計をセットしてまだ暗い朝方に起き出して、音を殺して屋上にあがってタオルケットにくるまりながら夜明けまで眺めてた。
天体望遠鏡は買ってもらえなかったから、たまたまあった双眼鏡でちょっとでも縁の凸凹がわかる月を覗いてた。
流星は肉眼で探せる。
肉眼だからこそ楽しめる。
それに気づいてから流星群をチェックすることが多くなった。
自然解説の活動を始めてからもスターウォッチングキャンプを担当して、山のてっぺんでみんなで寝転んで流れ星を探した。
流れ星が 星 ではなく、塵が大気の中で燃え尽きる姿だと知ったのはいつだっけ。
今、私たちが眺めている星の光がそれぞれ何年も、何十年も、何百年もかけて地球に届いているって知ったのはいつだっけ。
学生の頃から知識として知ってはいたと思う。
けど、そう 感じた のはもっと後だったような気がする。
どうして見上げてしまうんだろうな。
変わらぬ光を届けてくれる星たちと
最後の輝きを見せてくれる刹那の星と。
流れ星を待つ、その時間すら好きなのに。
曇り空なんて、残念。