職場でおやつに頂いたお煎餅?あられ?
の、詰め合わせ。
中のトレーに小倉百人一首の一句が書かれていました。
逢ひ見ての のちの心にくらぶれば
昔はものを 思はざりけり
(小倉百人一首 43番 権中納言敦忠)
あなたに出逢った、あなたのことを知ってしまった後のこの切ない心に比べてみたら
出逢う前の私は何の物思いもすることなくただのほほんと過ごしていたんだよね。
あくまでも超意訳。
(「逢ひ見ての」の意はほんとはもっと濃い内容を指すんだもん。)
しかし、まったくもってそのとおり。
この歌が出てきたのは私にはぴったりだわね。
嵐に落ちる前には何をして毎日を過ごしていたんだろうとふと思った。
昨年ようやく生の嵐さんの姿を見ることが出来たけれども、はたしてまた今年も見ることが出来るんだろうか。
この歌の意訳に付け足しておきたい。
あなたにまた逢いたい。
再び逢い見ることが出来るのはいつ?
切ないよ。
でもこんなに切ない想いをするのなら出逢わなければよかった、なんてことは思わない。
切なくて愛しくて苦しい想いをしながらもあなたに恋い焦がれている私は幸せなの。
こんな気持ちもあなたがくれた試練なんだよね。
まさかの百人一首の歌から想いが巡りました。
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