5月も末日となりました。
5月と聞いてイメージする色は?という問いかけに「藤色」と答えていた彼の感性にくらっときたのはいつのことだったっけ。
そういえば今年は藤の花を見ないままに5月が終わってしまうんだな。
山肌を眺めた時、ところどころにうっすらと浮かびあがる藤の色。
でも今年は森に行かなくなった。
昨年までは季節の折々に森へ足を踏み入れて、自然を楽しんでいたんだけどな。
藤の花は公園に行けば見られそうかな。
とりあえず今は身近な自然を楽しんでみる。
駅の近くで見つけたチガヤ。
猫のしっぽのようにしなやか。
植え込みのアベリアの上にまでにょきにょきと穂を立ててます。
それこそ森に行っていた時には池に面した土手に群生したチガヤのふわふわ、キラキラした穂を見るのがこの季節の楽しみだった。
ふわふわといえばヤナギが綿毛のようなふわふわの中に種子を忍ばせて飛ばすのもこの季節。
まるで雪のように舞い降りてくるさまを不思議な気分で眺めてたことを思い出す。
あらまた森に戻った。
あー、やっぱり長年フィールドにしていた森の空気がいまさらに懐かしい。
またふらりと足を運んでみようかな。
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