春先には他に競い合う植物も無かったので地面の低いところで咲いてきたのに。
気づけば随分と茎を伸ばしてきたもんだ。
黄色い花よりも白い綿毛となったタンポポはもっと背が高い。
花の後、いったん力を失ったように見えるけど、実はじっくりとその種を膨らませている。
そしてしっかりと熟して旅立ちの準備が整ったらぐんぐんとその茎を伸ばす伸ばす。
風に乗せて種を遠くに運ぶための、誰に教わったのでもない、タンポポに組み込まれたDNAのなせるわざ。
そう言ってもいいかな?
準備 OK

いってらっしゃい。
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