セアカゴケグモ。
最近またニュースや情報番組などで取り上げられているのをよく目にします。
セアカゴケグモは噛まれると呼吸困難などを引き起こす、いわゆる「毒蜘蛛」です。
私がこのクモを初めて見たのは昨年の今頃だったと記憶しています。
夕方のいぬの散歩途中、公民館の建物とすぐ脇の車止めのブロックとの間にゆらゆらと動くものがあったのでふと立ち止まって眺めました。
街灯の中でじっと目を凝らして見てみると、蜘蛛の巣。
【追記: さきほど撮った写真を追加しました。最初に見つけた場所です。
写真中ほど右側の黒い点になっているのが蜘蛛。】
建物の膝下くらいの高さに外壁とコンクリートとの継ぎ目があって、そこから車止めの方に立体的なテントを張るような形の巣。
ちょうどその巣を作っている最中の蜘蛛の姿が、今まで見たことがないような不気味なゆらゆらとした動きだったんです。
印象は黒。頭部に比べてお尻側の方がかなり大きく丸く、赤い班が入っています。
家の中でよく見かけるようなクモより前脚が長い気がします。
巣は側溝の中や建物脇などの比較的低い位置に立体的に張り巡らします。
活動は夕暮れ以降に活発になっているようです。
朝の散歩の時には建物の継ぎ目あたりに身を潜めている姿を見ました。
実は初めて見かけた後、ピンときて帰宅してからパソコンで調べてセアカゴケグモであることを確認し、翌日保健所に連絡したんですけど。
駆除には来てくれないとのこと。
殺虫剤か踏み潰すかして自分たちでやってくれと
…あ、そう
勇気出して電話したのに。
自宅だったら私も頑張るんだけど、普段、いや全く出入りもしたことのない会館にわざわざ退治しに行くなんてこと… 正直、ヤダ
とりあえずいぬの散歩で出会う近所の人や、近辺で子供を遊ばせている人には注意を促し、祭近くで寄り合いをしている若者にも車止めブロックには座らないように話しました。
近辺では被害は出ていませんが、その後もやっぱりあちこちで見かけます
広がってしまってるんですね
メディアでその姿を是非見ておいて欲しいです。
こうやってメディアで取り上げてくれると多くの人がその姿を見て、判別して対策出来ると被害も予防しやすいんですけどね~。
攻撃的な蜘蛛ではないので、刺激しなければどうということはありません。
過剰に怖がることもありませんが、その生態を知識として理解しておくにこしたことはないでしょう。
まだ一部地域での確認に留まっているようですけど、詳しく調査したら確認されるかもしれません。
ちょっと気になる生き物です。